京亭 鉢形城跡を対岸に望む荒川沿いの割烹旅館。浅草オペラの創始者、佐々紅華[さっさこうか]の住まいであった意匠が凝らされた風情ある建物が目を引く。食事のみの利用も可能で、手入れの行き届いた日本庭園を望む静かな部屋で、塩焼きや甘露煮など鮎づくしの贅を凝らした料理が楽しめる。料理はいずれも鮎飯を含んだコースとなっており、昼食7623円~、夕食8470円~。事前予約制。多くの文化人が愛したことでも知られており、池波正太郎は、小説『忍びの旗』の舞台となる鉢形城の取材に訪れた際に宿泊。宿と鮎料理をたいそう気に入り、自身の随筆集『よい匂いのする一夜』の中で紹介している。部屋数が少ないので早めの予約を。
長瀞屋 宝登山登山にもライン下りにも便利な立地。秩父名物のみそ豚丼セット(そば、またはうどん付)1540円、おっきりこみ1100円、特製ソースカツ重1320円は味、値段、ボリュームすべて文句なし。(株)荒川ライン下り料金を1割引で申込可能。その他ざるそば990円、さるうどん990円、しゃくしなチャーハン1210円、豚肉みそ焼定食1870円、かき氷550円~。団体は要予約。
そば処はやし 長瀞駅からすぐ、ライン下りの発着所の近くにあり、地粉や国産のそば粉を使った手打ちそばが人気の店。つゆも、昆布とかつお節から丁寧にとっている。高菜に似た秩父地方の漬物を混ぜ込んだしゃくし菜めしとそばのセット1300円がおすすめだ。売店では田楽1本100円やこんにゃくなども販売。