第34回さつま黒潮「きばらん海(かい)」枕崎港まつり花火大会 さつま黒潮きばらん海「枕崎港まつり」は、昭和26年(1951)8月から航海の安全と大漁、五穀豊穣、商売繁盛、地場産業の振興を祈念して始められた南薩最大の夏祭りだ。1万発打ち上げられる花火大会は圧巻で、フィナーレを飾る九州最大の3尺玉花火を見るため県内外から多くの観光客で賑わう。ほかにも船団パレード、総踊り、大漁みこしなど、枕崎ならではのイベントが行われる。
くしら桜まつり 東西南北約3kmにわたり、桜並木が続く。提灯を設置して、期間中は終日(10~21時)BGMを流す。メインとなる4月6日(日)は、ジョギング大会や長なわとび、お楽しみ抽選会などが開催され、お花見弁当も販売される予定。
仙巌園 春のイベント 2月上旬にはカンヒザクラが咲き、4月上旬まで5種類の桜が咲き誇る。期間中は上流から流した酒盃が前を通り過ぎないうちに和歌を作り、盃を取り上げて酒をいただく優雅な宴「曲水の宴」などが開催される。また磯工芸館では、鹿児島が誇る伝統工芸品である薩摩切子を雛人形に見立てたひな段飾りも展示。イベントにより開催日が異なるため、詳細は公式サイトで要確認。 画像提供:仙巌園
羽島崎神社太郎太郎祭 旧暦2月4日(近年ではこれに近い日曜)に羽島崎神社で開かれる春の大祭。航海の安全を願う儀礼「船持ち[ふなもち]」と、豊作を願う儀礼「田打ち[たうち]」の2つを続けて行う。船持ちは、5歳の子どもが模型の船を担いで境内を回り、その後大人による舟歌がある。田打ちは、テチョ(父親役)と太郎(子ども役)が牛を使って田植えを再現する。鹿児島県指定無形民俗文化財。 画像提供:いちき串木野市教育委員会