一関市・大東大原 水かけ祭り 沿道で待ち構えた人々から容赦のない冷水を浴びせかけられながら、「火防祈願」「無病息災」「家内安全」などを祈って勇ましく走り抜ける裸男たち。明暦3年(1657)の江戸の「明暦の大火(振袖火事)」をきっかけに始まったと伝えられている一関市の祭で、極寒の2月に行われることから“天下の奇祭”とも呼ばれている。大しめ縄行進や郷土芸能などの催し物もある。※メインの水かけ(清め水)は、15時開始。 画像提供:一関市・大東大原水かけ祭り保存会
いちのせき産業まつり商工祭 一関市で生産される物産の宣伝、販路拡大による産業発展を目的に、昭和21年(1946)から開催されており、2024年で74回目となる地元で定着している産業イベント。地場産品バサール、ふるさと味自慢コーナー、姉妹都市・友好都市展、ものづくりコーナー、チャレンジショップなど、約70件のブースが設けられ多くの来場者で賑わう。
第52回かわさき夏まつり花火大会「おらが自慢のでっかい花火」 2024年で52回目を迎える岩手県内最大規模の花火大会。二尺玉をはじめとした希望の大輪を打ち上げ、大勢の人々に楽しんでもらえる大会を目指している。 画像提供:かわさき夏まつり実行委員会
三陸・大船渡 第28回つばきまつり 大船渡市は冬でも温暖で積雪がほとんど無く、ヤブツバキが自生する太平洋側の北限域と言われる。市南部に位置する三陸復興国立公園「碁石海岸」は、国の名勝・天然記念物にも指定され、エリア内にある国内最大級の屋内椿観賞施設「世界の椿館・碁石」では、12~4月頃にかけて世界13カ国600種の椿の花と香りを楽しめる。最盛期の2~3月頃には、つばきまつりが開催され、イベント開催日に椿にまつわる体験、椿スイーツや関連商品の販売、大船渡つばき娘による歓迎のほか、豪華賞品の当る人気椿投票も。 画像提供:つばきまつり実行委員会
早池峰神社蘇民祭 厄除け、無病息災、五穀豊穣を願い、裸の男たちが雪の境内で蘇民袋を奮い合う勇壮な祭り。袋の中には十二支の焼き印のある365個の駒が入っている。男たちが袋を押し合いながら参道を下り、参道入り口の鳥居のゴール地点で袋の口を押さえている人に駒が与えられる。
第24回奥州水沢くくり雛まつり くくり雛とは「押し絵」の技法でつくられた雛人形のこと。その起源は江戸時代にさかのぼる。内裏雛や三人官女、五人囃子などのほか、歌舞伎、おとぎ話などを題材にしたものなどが展示される。 画像提供:奥州水沢くくり雛まつり実行委員会