秋の有田陶磁器まつり やきもの、紅葉、郷土料理、町の人のおもてなしなどがあり、のんびり散策しながら「秋の有田」を楽しめるイベント。国の天然記念物である高さ約30.5mの大公孫樹[おおいちょう]が見ごろを迎えるほか、磁器の原料の採石場が特別公開される。薪窯焚きや窯積み前の窯の内部の見学、期間限定メニューの提供など町内各所でさまざまなイベントが盛りだくさん。2024年は開催20周年を記念してメインテーマの「食と器でおもてなし」に加え、「伝統と技の響演」サブテーマとして特別に伝統芸能を見ることができるイベントを開催。
有田国際陶磁展 明治29年(1896)から続く日本で最も歴史ある陶磁器の公募展。有田陶器市開催のきっかけにもなり、後に人間国宝や日本芸術院会員となる日本を代表するような多くの陶芸家が出品してきた。今では国内外の窯元や作家が登竜門として応募している。九州陶磁文化館では美術工芸品・オブジェ部門の入選・入賞作品と産業陶磁器部門の上位入賞作品が展示され、佐賀県陶磁器工業協同組合では産業陶磁器部門の全作品が展示・販売されている。 画像提供:有田国際陶磁展
第39回 肥前吉田焼 おやまさん陶器まつり 陶器市を通じて「作り手」と「使い手」の交流を図るイベント。吉田焼陶磁器の即売が行われる陶器市のほか、楽焼体験(絵付け)コーナーも設置され、肥前吉田焼に親しむことができる。
旭ケ岡公園桜まつり 日本の歴史公園100選にも選定されている会場の旭ケ岡公園は、佐賀県三大桜の名所のひとつとして知られている。桜まつりの頃には大勢の花見客で賑わい、夜桜のライトアップも楽しむことができる。
花まつり 桜 桜は、入門ゲート近くに広がる池の周辺と御船山の断崖下「つつじ谷」の左側に群生している。ライトアップは、花と池の水鏡が作り出す幻想的なシンメトリーや、仄かにライトアップされる御船山の岩肌を背景に、その裾野に広がる桜の園とのコントラストがみものだ。ヤマザクラ、ソメイヨシノ、オオシマザクラ、ヤエザクラなどの桜、ミツバ、久留米、平戸(淀川)などのツツジ20万本、萩野尾御茶屋そばの推定樹齢170年の大藤と、早春から初夏にかけての花々のリレーが繰り広げられる。