大伴家持が国守として在任し、美しい自然のなかで数多くの優れた歌を詠み、万葉集に残したことから、高岡市は「万葉のふるさとづくり」に取り組んでいる。その代表的な行事が「高岡万葉まつり」だ。長い歴史の中で受け継がれ、培われてきた文化・芸能を結集し、市内はもとより県内外から多くの人が参加している。2024年は、日中は高岡古城公園特設水上舞台での朗唱、夜間は応募された朗唱動画を高岡ケーブルネットワークと高岡万葉まつりの動画配信サイトで放映し、『万葉集』の全4516首をリレー方式で歌いつなぐ。 画像提供:高岡市