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聖徳太子創建と伝えられる古刹。北陸三十三観音霊場の2番札所、及び若狭三十三観音霊場の30番札所。頭上に馬頭をいただき、憤怒の形相で右膝を立てた馬頭観世音菩薩坐像(重要文化財・秘仏)を本尊として祭る。本堂右手には、五輪塔や数百体の石仏がひっそりとたたずむ。桜や紅葉の名所としても有名。

城山公園内にある蛭子ケ洞や鼓ケ洞など、八穴の奇勝と呼ばれる8つの自然洞穴のなかで一番大きな洞穴がこの明鏡洞。洞窟を通して見える水平線が鏡に映った別の景色に見えることから名付けられた。明徳4年(1393)には、時の将軍・足利義満もこの地に立ち寄ったという言い伝えも残る。

内浦半島先端、今戸鼻[いまどばな]から押回鼻[おしまわしはな]の間を約2kmにわたって延びる断崖絶壁で、福井県の名勝にも指定されている。東尋坊、蘇洞門等と同様、海食によってできたもので、最も高い場所は約260mに及ぶ。遊歩道の散策や、和田漁港から出航する船に乗って、海側からも鑑賞することもできる。

内外海[うちとみ]半島の付け根から久須夜ケ岳[くすやがたけ]山頂まで、市内を見下ろしながら走る約10kmのドライブコース。標高600mのところに設けられた展望台からは壮大なパノラマが広がり、天気がよければ北東に越前岬、西に丹後半島が一望できる。夕暮れ時には沈む太陽が海面を茜色に染める、美しい光景を見ることができる。傾斜がきつい所もあるので、スピードの出しすぎにはくれぐれも注意を。

約半世紀前からあるオリジナルの焼まんじゅうカレー焼1個140円が評判。甘めの生地の中には、なんとカレーが。具はほかにクリーム、小豆、チョコやチーズなど全5種類。土産品として人気。

くずまんじゅう、でっちようかんなど、和洋菓子を気軽に味わえるお店。プリンの世界一を決める大会P-1グランプリで優勝の「王道なめらかプリン」がオススメ。喫茶室も併設している。

創業70年を越え、過去昭和天皇にお菓子を献上した事もある御菓子司。オバマ大統領にちなんだ「オバマまんじゅう」はCNNなど世界中から取材があり一躍有名に。オバマさん関連商品は今も根強い人気で販売中。現在のお勧めは「葛ようかん」シリーズ。熊川葛を使い夏の「くずまんじゅう」、冬の「でっちようかん」のいいとこ取りをした「若狭葛ようかん」は、もっちりぷるぷる食感でやさしい甘さが特徴。JAL国内線ファーストクラス機内食に採用されてから全国から注文が入る人気ぶり。小豆、白ごま、黒ごまの3種セットが土産に最適。

地元で揚がった魚介類を販売する海鮮市場。10軒の魚屋が軒を連ねており、鮮度抜群の魚介が毎朝入荷。昼頃に閉める店もあるので、午前中に訪れるのがおすすめ。

若狭の海産加工物専門店。人気があるのが小鯛ささ漬972円～。3枚におろした連子鯛を塩と米酢で軽く調味し杉の小樽に詰めたもので、小アジ、のどぐろなどもある。そのほか、若狭一夜干、甘鯛味噌漬、へしこさばなど若狭の海の伝統珍味を取り揃えている。

コウゾやミツマタなどを漉き、模様付けなどすべて手作業で行う若狭和紙の製造・販売店。店内には多彩な和紙製品がある。封筒5枚400円や便せん400円～が好評だ。