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室町末期から江戸初期に建てられた中世地方豪族の坪川家の住宅で、国の重要文化財にも指定されている。茅葺き屋根の建物は、正面が入母屋造で背面が寄棟造。「にわ」と呼ばれる土間には、いつでも水が使えるように裏山から水を引いた流し場があるなど、当時の豪族の生活様式がうかがえる。広い板の間の「おえ」を利用して営業する「千古Cafe」は完全予約制で、コーヒーや十割そば、竹田の山菜料理などがおいしいと好評だ。6月の菖蒲園、紅葉期の国登録記念物の庭園もおすすめ。

坂井平野中央に位置する道の駅。24時間利用できるトイレと最新の道路情報などを提供する休憩施設が整備されており、隣に「坂井地域交流センターいねす」を併設している。いねす内には、農家で生産された新鮮な野菜や花を販売する農産物直売所「いねす市」をはじめ、交流ホール、観光情報ロビー、料理や工芸、フラワーアレンジなどの体験工房などを完備。味処「けやき」では、四季折々の旬の地元食材、味噌や大豆を活用した料理など、坂井町の伝統料理が味わえる。

宇宙飛行士の毛利衛氏が名誉館長を務める体験型施設。平成28年(2016)10月にリニューアルオープンした展示エリアでは、数・形・力など、7つのテーマを通して宇宙や科学の原理を遊びながら楽しく学ぶことができる。高さ7m幅4mの巨大モニター「ジオ・エンゼル」には、世界各地の自然や宇宙からみた地球の様子などを常時上映。また、北陸最大級のドーム型スクリーンでプラネタリウム番組などを上映するスペースシアターや、屋内外に体を思いっきり動かせる「プレイザウルス」や「こどもの雲」などの大型遊具も揃っている。

福井の伝統銘菓である羽二重餅を製造・販売。きめ細やかな滑らかな食感の伝統的な羽二重餅から、チョコレートやゴマ味まで全12種類の味があり、すべて試食できる。店の奥では工場見学も楽しめる。

炭火で焼く御利益だんご300円が名物。秘伝のタレをかけ、焼き上がりに串の先を切って「苦と死を切ることから」その名がある。

創業明治21年(1887)。大本山永平寺御用達ごまどうふを製造する團助は、「出来立ての『生ごまどうふ』を是非食べれるようにして欲しい」という利用者の要望から、イートインコーナーを設けた直売店の新店舗を開店した。良質のごまと独自の葛を丹念に練って作り上げた本格派の香ばしい風味となめらかな舌ざわりが特徴。生ごまどうふ膳のほか、ちょっと一息つけるようにコーヒーメニューなども用意。建物の三面をガラス貼りにし、四季折々の風景を満喫できる。

銘酒黒龍、九頭龍で知られる黒龍酒造の醸造所に隣接する販売店。原料である米や水にこだわった日本酒が魅力。黒龍酒造の、季節の旬の商品を購入できる。酒燗具、燗たのし3300円や、オリジナル酒グラス315円などもおすすめ。

100％綿の体に優しい着心地の良い服、手作りの小物、陶芸品などを選んで販売している。永平寺御用達の蔵みそ、自慢の12割こうじみそはいちおし。喫茶コーナーではオリジナルブレンドのコーヒー、厄除けの甘いぜんざい、抹茶100％入りのソフト等、こだわり満載のメニューがある。

小さな店だが、凝り性の女店主。探している品について雑談しよう。ブレス念珠等、たくさんある。より多くの人とご縁があるように、100円の商品から揃えている。

えちぜん鉄道永平寺口駅前にある広場。旧京都電燈古市変電所として建てられた赤レンガ造りの建物や旧駅舎(国登録有形文化財)は大正3年(1914)に建てられたものであり、大正ロマンを感じることができる。