震湯カフェ 内蔵丞 世界遺産・石見銀山の一角をなす温泉津。その温泉街は、全国で唯一「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されている。温泉津に現存する温泉施設として最古の建物が「震湯カフェ内蔵丞」で、築100年余の大正時代の木造洋館。建築学的にも貴重な建物。見事な細工の組込式天井と階段に当時の匠の技を感じる。重厚な家具調度品やレトロな雰囲気の中で、銀山の歴史にまつわる奉行飯や手作りのヘルシー&美肌メニューが楽しめる。「オール5の温泉」薬師湯との相乗効果で、身も心も元気になれる。
路庵 店名の由来は「道端にたたずむ風流な建物」ということから。築100年以上の古民家を大改修した店内に、地元の食材を使った料理が揃う。地酒「開春」をはじめ、アルコールやソフトドリンクも豊富で、連日夜遅くまでにぎわう。
川京 地酒が豊富に揃う郷土料理店。特にウナギの料理が地元でも評判。さっとあぶったウナギを多種の薬味と特製のたれで食べるウナギのたたき1089円、うなぞうすい1320円などが人気。宍道湖七珍も食べられ、スズキの奉書焼2079円、お助けしじみ1089円、白魚の辛子酢味噌ぞえ935円なども評判。小ぢんまりした店なので、できれば予約をして行こう。
みのや 木のテーブルに緋もうせんを敷いた床几と、江戸時代の茶店を思わせる造りのお食事処。うどんやそばの他にふきめし定食も人気。甘味も充実しており、手作りのよもぎだんごが食べられる。きな粉・小豆餡・醤油の3種で400円。夏は店で仕込んだスモモジュースやシソジュース(各400円)、冬は甘酒350円も人気。隣接する土産処ではみのやブランド商品やSLグッズを販売している。
文芸茶房沙羅の木 森鴎外の詩にちなんだ名の喫茶店。殿町通りに面し、出窓から津和野カトリック教会が望める。特製ブレンドコーヒー500円、コーヒーゼリー700円。同名の民芸品店ではオリジナルの和紙人形や和紙貼り木製品も買える。また、近くにある工房では紙漉き体験も可。津和野の銘菓、源氏巻を製造直販している。