あのりふぐ料理 まるせい 安乗漁港の近くで、あのりふぐ問屋を営む心勢水産直営の食事処。10~3月には、手軽にあのりふぐを味わえる御膳のほか、焼ふぐから、焼白子、ふぐ雑炊まで楽しめるフルコース1人前1万2100円も大好評。夜営業は当日15時までの電話予約のみ。
いかだ荘山上 的矢湾で養殖された清浄無菌カキのフルコース7700円と8800円が11~3月の期間味わえる。それ以外の季節はあぶり焼き会席1万円やいかだ会席6050円~など。旅館も併設。5月~お盆までは、夏の岩牡蠣フルコース7700円と8800円も絶品。食事は要予約。
川うめ 天保元年(1830)創業の老舗。ご飯の上に大葉と細かく刻んだ鰻を敷き詰め、海苔とネギをまぶした川うめ丼(A)1900円、(B)2600円が名物。あらい・粕漬け・うざく・う巻きなどが付いた鰻づくしのコースは3720円~。鰻重は各1600円~。
一冨士 漁獲量が少ないために幻のカキとも呼ばれる、海山特産の渡利カキを味わえる希少な店。大台山系の清らかな水が流れ込む白石湖で育つカキは、えぐみが少なくうま味たっぷり。毎年訪れるファンも多い。渡利かきコース料理4620円。
ひさご 奥香肌峡に至る国道166号(和歌山街道)から僅かにはずれた家並みの中にある食事処。うなぎ料理をはじめ、夏は主人自慢の鮎の一夜干し600円などの鮎料理、冬は1人前からあるボタン鍋2500円~が人気。山の情報なども入手できるので、気軽に立ち寄ってみよう。
東洋軒本店 明治22年(1889)創業の老舗西洋料理店。名物のブラックカレー1080円は、松阪牛の背脂と小麦粉をじっくり炒め、完成するまで約1カ月ほどかかるこだわりメニュー。手間隙かけたルーは見た目の黒い色からは想像できない、まろやかな味わいだ。クリームコロッケやタンシチューなどの洋食やコース料理も充実している。