ブロイハウス大沼 大沼の南東にある横津岳に湧き出る天然アルカリイオン水で仕込んだ地ビールを製造・販売している。さっぱりしたのど越しに定評のあるケルシュタイプ、カラメル麦芽のほろ苦さとかすかな甘みがマッチしたアルトタイプ、アルコール分が少し高めのフルーティでコクのあるインディア・ペールエールタイプ、麦芽の香ばしさがコーヒーのような味わい深い黒ビール各540円が味わえる。銘水のまろやかさを活かした繊細な味わいが楽しめる。
大沼遊船 駒ケ岳の噴火泥流によってせき止められできた大沼・小沼・蓴菜沼。大沼遊船では、数多くの小さな島が浮かぶ大沼・小沼を巡る遊覧船を運航。緑の小島や駒ケ岳の美しい景観を楽しめる島巡り一周コースは、5~10月の定期運航では所要約30分で約40分間隔で運航しており、ひと味違った景観をのんびり楽しめる。モーターボート(随時、所要10分、乗合い2000円、2名から出航)やてこぎボート、ペダルボートなどもあり、湖が凍る冬期間には氷上でのスノーモービルや4輪バギー、ワカサギ釣り、島巡りそりツアーなども催行。
福山城(松前城) 初代松前藩主である松前慶廣が築造した福山館を前身とし、外国船打払いのため、海に面した三ノ丸に7基の台場を設けて安政元年(1854)に完成した最北の日本式城郭。昭和16年(1941)に木造天守が国宝に指定されたが、その8年後、飛び火により焼失。町民の願いで昭和35年(1960)に鉄筋コンクリート製の復興天守が竣工した。国指定重要文化財の本丸御門や、復元整備された天神坂門・搦手二ノ門・七番台場などの遺構が歴史を物語っている。復興天守の内部は松前城資料館となっており、複製縄張り図や、北前船関連資料などが展示され、当時の歴史を知ることができる。所要40分。