流氷砕氷船 ガリンコ号 真っ赤なボディと2本の特殊スクリューをもつガリンコ号は、もとはアラスカの油田開発用に造られた砕氷船。平成16年(2004)に北海道遺産として登録されている。船室内は暖房完備。オホーツク沿岸を白一色に埋める流氷を突き進むクルーズ(1~3月)をはじめ、紋別カレイ釣りなど夏のツアーも人気。
北海道立オホーツク流氷科学センター「ギザ」(道の駅オホーツク紋別) さまざまな角度から流氷を紹介する施設。なかでも、ドーム型スクリーンで見る流氷の映像は必見だ。マイナス20度に保たれた厳寒体験室では真夏でもオホーツクの冬を体感でき、本物の流氷や氷漬けの魚が水族館のように展示されているほか、凍るシャボン玉体験なども可。流氷観測室やプレイランドも楽しめる。
北海道立オホーツク流氷科学センター 流氷をテーマにした科学館。館内には、流氷を楽しく学べる常設展示室をはじめ、真夏でもマイナス20度が体験できる「厳寒体験室」やオホーツクの雄大な自然の映像を360°スクリーンで上映する「ドームシアター」などがある。人気はクリオネ水槽。常時100匹以上のクリオネが観察できる。オホーツク海が見渡せるエントランスコーナーには、おみやげの売店を併設。周辺にはオホーツクタワーや人工海水浴場、流氷展望室などのみどころが満載だ。
登別マリンパーク ニクス デンマークにある中世の古城をモデルにしたニクス城は、約400種類の生き物を展示する水族館。南海のサンゴ礁に住む色鮮やかな熱帯魚が泳ぐ、高さ8mの巨大タワー水槽や、頭上を回遊する魚群が見られるアクアトンネルなどは必見。人気のペンギンパレードは年間を通して一日2回開催される。
ふきだし公園 羊蹄山に降った雨や雪が地層にしみ込み、地下水となり、数十年を経て湧出。一日約8万トンほども湧き出し、年間を通して水温は約6.5℃と冷たい。ミネラルを豊富に含んだ水で、昭和60年(1985)には環境庁制定「日本の名水百選」にも選ばれている。