萱野高原 八甲田山の北麓にある標高約500mの高原。一面が緑の芝生におおわれ、市民の憩いの場として親しまれている。北八甲田の前岳や田茂萢[たもやち]岳が展望できる。高原入口には、長生きの茶で知られる萱野茶屋が立つ。
まんじゅうふかし 酸ヶ湯温泉に程近い八甲田・十和田ゴールドライン沿いにある湯治施設。東屋風の屋根の下に箱型の木製ベンチが設置されており、下から温泉の蒸気が立ちのぼるベンチに着衣のまま腰をかけて尻を温める。「ふかし湯」、「まんじゅふかし」ともいい、「まんじゅ」とは津軽弁で女性器のことで、婦人病、冷え性、腰痛などに効く。24時間利用は自由だが、周辺に電灯はないので注意。
八甲田・十和田ゴールドライン 青森市と十和田湖を結ぶ国道103号の愛称で、爽快なドライブルート。萱野高原や八甲田山南麓の酸ヶ湯温泉、傘松峠を通り、奥入瀬渓流沿いに十和田湖へ至る約63kmの観光道路だ。途中、国道394号や国道102号と合流、重複して走るが、沿道の木々の向こうに山並みを望め、春夏秋冬の自然が造る美しさを体感することができる。冬期は雪のため、青森市街~酸ヶ湯温泉間のみ通行可で、春4月には酸ヶ湯温泉~十和田湖谷地間約8kmが開通し、道路の両側に雪壁がそびえ立つ雪の回廊が圧巻。
大円寺 高野山金剛峰寺[こうやさんこんごうぶじ]の末寺。大鰐の大日様として篤い信仰を集めているが、本尊は大日如来ではなく阿弥陀如来(寺伝大日如来)。高さ2mの木造阿弥陀如来座像(国指定重要文化財)で、鎌倉初期の作といわれ、ヒバ材を使用した寄木造[よせぎづくり]で、金箔が貼られている。
つきや 繊細な幾何学模様が美しい、青森伝統こぎん刺しの材料を扱っている店。こぎん刺しビギナーでも簡単に挑戦できるオリジナルのこぎんキットなどもあるので、ぜひトライしたい。毛糸はパピーやダイヤ毛糸、リッチモアなどが揃う。また、レザークラフトも取り扱っている。フェイスブックには商品の写真もたくさん掲載しているので、ぜひチェックしよう。