ランプの宿 青荷温泉 青荷渓谷のほとりに立つ一軒宿、青荷温泉も日帰り入浴が可能だ。ランプの宿として知られ、夜の明かりはランプのみで、露天風呂も客室も幻想的な光に包まれる。渓流沿いにある露天風呂は混浴だが、女性専用タイムを設けており、南八甲田の自然に囲まれた素朴な雰囲気を楽しめる。
中野もみじ山 板留温泉近くの小山で、100種類のモミジが10月下旬~11月上旬に赤く色づく紅葉の名所。享和2年(1802)、当時の弘前藩主・津軽寧親[やすちか]が京都からカエデの苗を取り寄せ植えたのが始まりといわれ、観楓台の紅葉は壮観。中野神社~観楓台までは徒歩で約10分。紅葉期間中はライトアップ(日没~)も行われる。
津軽伝承工芸館 黒石市内に現存し、国の重要伝統的建造物群に選定される中町こみせを黒石温泉郷の中心に再現した総合的観光施設。津軽塗などの工房、ご当地B級グルメ黒石つゆやきそばを味わえるレストラン、お菓子から地酒まで扱う売店、源泉掛け流し無料の足湯もある。5月初旬~10月下旬の日曜、祝日には津軽三味線じょんから劇場で定期公演がある。
大円寺 高野山金剛峰寺[こうやさんこんごうぶじ]の末寺。大鰐の大日様として篤い信仰を集めているが、本尊は大日如来ではなく阿弥陀如来(寺伝大日如来)。高さ2mの木造阿弥陀如来座像(国指定重要文化財)で、鎌倉初期の作といわれ、ヒバ材を使用した寄木造[よせぎづくり]で、金箔が貼られている。
つきや 繊細な幾何学模様が美しい、青森伝統こぎん刺しの材料を扱っている店。こぎん刺しビギナーでも簡単に挑戦できるオリジナルのこぎんキットなどもあるので、ぜひトライしたい。毛糸はパピーやダイヤ毛糸、リッチモアなどが揃う。また、レザークラフトも取り扱っている。フェイスブックには商品の写真もたくさん掲載しているので、ぜひチェックしよう。