白山神社 中尊寺を開山した慈覚大師(円仁)が嘉祥3年(850)に勧請したと伝わる中尊寺の鎮守社で、明治の神仏分離令により中尊寺と分離。国指定重要文化財の能舞台があることで知られ、入母屋造り茅葺き屋根の能舞台は、嘉永2年(1849)の焼失後、嘉永6年(1853)に伊達慶邦により建立寄進されたもの。本舞台、鏡の間、橋掛の構成は本格的であり、東日本では最古の能舞台とされており、現在でも祭礼においては能が奉納されている。
不動の滝 日本の滝百選、岩手の名水二十選にも選定されている名滝。桜松神社の境内奥にあり、大杉の林を縫うように続く参道が神秘的な雰囲気を漂わせる。境内の「縁結びの木」が恋愛パワースポットとして話題に。高さ15mから流れ落ちる滝の中ほどには、名前の由来である石彫の不動尊が安置されている。