陸中黒埼灯台 令和元年(2019)、「恋する灯台」に認定された灯台。太平洋に突き出した黒崎にある標高130mの断崖上に立つコンクリート造。光の届く距離は19.5海里(約36km)。黒崎は田野畑村に位置する北山崎と同様、三陸復興国立公園における海岸段丘の景勝地。北緯40度線上の灯台として、日本海側の秋田県男鹿半島の北端にある入道埼灯台と対をなしている。「日本の灯台50選」にも選ばれている。
黒崎展望台 黒崎展望台は、標高150mに位置し、隆起海岸の縁で岬に位置するため見通しがよく、太平洋を一望できる三陸屈指の景勝地。春にはツツジが見事に咲き誇り、夏には沖からの「やませ」をはっきり観察することができ、展望台から見える「やませ」は文化庁の農林水産業に関する文化的景観の重要地域に指定されている。無料の双眼鏡が設置されており、よりお得に楽しめる。
北緯40度のシンボル塔 世界とつながる北緯40度線上にある、地球儀型のシンボル塔。正面に近づくと地球儀が回転し、世界の北緯40度線上の都市とのつながりを表している。地球全体の繁栄と、平和への願いが込められている。
不動の滝 日本の滝百選、岩手の名水二十選にも選定されている名滝。桜松神社の境内奥にあり、大杉の林を縫うように続く参道が神秘的な雰囲気を漂わせる。境内の「縁結びの木」が恋愛パワースポットとして話題に。高さ15mから流れ落ちる滝の中ほどには、名前の由来である石彫の不動尊が安置されている。