abasse TAKATA 陸前高田市の中心市街地にある商業施設。文具店や菓子店などのショップ、カフェ、飲食店などが入店する専門店街のほか、大型専門店、ドラッグストアの3棟がひさしでつながり、天候を気にせずに買い物が楽しめる。市立図書館と専門店街は建物の中で行き来ができ、図書館内のブラウジングコーナーや、カフェでコーヒーを飲みながら読書をするくつろぎの時間を過ごすことができる。
気仙大工左官伝承館 陸前高田市東部の箱根山山麓の市民の森にある。気仙大工・左官の優れた建築技法を後世に伝える施設。気仙大工集団は江戸時代初期に市内小友町で発祥し、家大工でありながら神社仏閣、建具や彫刻までこなすほど技量は高かった。明治初期の気仙地方の民家を想定して作られた家屋、土蔵が立つ。材料は気仙杉など地元産を使用している。所要30分。
広田崎 広田半島の南端。奇岩怪岩や断崖が連なる。遊歩道から椿島や青松島が間近に見え、5~6月にはウミネコが群舞。ウミネコを詠った土井晩翠[どいばんすい]の歌碑もある。青松島はトベラの太平洋岸の分布北限地。
不動の滝 日本の滝百選、岩手の名水二十選にも選定されている名滝。桜松神社の境内奥にあり、大杉の林を縫うように続く参道が神秘的な雰囲気を漂わせる。境内の「縁結びの木」が恋愛パワースポットとして話題に。高さ15mから流れ落ちる滝の中ほどには、名前の由来である石彫の不動尊が安置されている。