古梅園 史跡九戸城跡の東側に位置する古梅児童公園内にあり、二戸市ゆかりの作家・渡辺喜恵子の小説『南部九戸落城』にも登場する梅の名所。ここは南部氏の家臣・九戸政実の庭園跡と伝わる地で、梅の木は樹齢約400年の老梅の木が1本のみで、高さ約5m。根元から3本の幹に分かれ、例年4月中旬に開花。梅の花は、芳香が強く、淡紅色の6弁の花びらを付けることから「六弁[ろくぶ]の梅」とも呼ばれている。石碑と案内板が設置されており、石碑には、江戸末期の私塾「会輔社」の創設者・小保内定安が詠んだ古歌が刻まれている。
カシオペアメッセ・なにゃーと 東北新幹線二戸駅舎に隣接する二戸広域観光物産センター。1階の物産センターは青森・秋田・岩手の各県の特産品を販売。2階のレストランでは、二戸産食材を使用した料理が味わえる。また、3階コワーキングスペースやパーゴラデッキがあり、子ども連れからビジネスマンまで利用できるスペースが充実している。
北のチョコレート工場&店舗 2door 2doorとは二戸(2つの戸)にかけて名付け、さらに「南部せんべいとチョコレート」や、「伝統と融合」の意味を込めた、まさに次への新たな扉。2doorではチョコレート製品の製造過程が店内から見学できる(不定期)。また南部せんべいも豊富に取り揃え、2doorのみの限定商品もある。カフェスペースや体験コーナーもある。
不動の滝 日本の滝百選、岩手の名水二十選にも選定されている名滝。桜松神社の境内奥にあり、大杉の林を縫うように続く参道が神秘的な雰囲気を漂わせる。境内の「縁結びの木」が恋愛パワースポットとして話題に。高さ15mから流れ落ちる滝の中ほどには、名前の由来である石彫の不動尊が安置されている。