瑞巌寺 天長5年(828)、慈覚大師によって開創された天台宗延福寺が前身と伝わる。13世紀中頃、北条時頼公によって臨済宗円福寺が建立された。その後慶長14年(1609)、伊達家の菩提寺として政宗公が5年の歳月をかけて瑞巌寺を完成させた。本堂・庫裡及び廊下は国宝に指定されている。その他、御成門・中門・太鼓塀は国指定重要文化財。
富山 松島四大観の一つ麗観。松島湾を北から見下ろす標高116.8mの山で、杉・松・樅の大木に覆われた静寂な趣の中、東南西の三方の島々を望める。山頂には富山観音が祀られており、眺望の美しさは四大観の中でも1、2を争う。明治9年(1876)には明治天皇も登られたことのある由緒ある場所だ。
武家屋敷 白石城の北、三の丸外堀を兼ねた沢端川の流れに沿い、城下町時代の面影を伝える武家屋敷が立つ。片倉家中旧小関家は260余年前の古建築であると伝えられ、屋敷内の見学ができる。正座敷などが保存されている。所要20分。
滝の湯 寛永13年(1636)に建てられた、鳴子温泉郷で最も古い温泉共同浴場。地元の人だけでなく、観光客にも人気が高い鳴子温泉のシンボルだ。浴室は板張りで昔ながらの雰囲気。湯船は2つで、打たせ湯もある。