ひころの里シルク館 南三陸町入谷は伊達藩の養蚕の発祥地。養蚕業が盛んだった。この施設の展示室には、養蚕に関わる歴史、器具、資料を展示している。体験交流室もあり、機織り体験、繭コサージュ、繭マスコット作り体験、生糸引き出し体験、そば打ち、郷土料理体験等ができる。問合せはFAX:0226-46-2933へ。
ひころの里 須藤家の居宅松笠屋敷母屋は、町の文化財。江戸時代後期の文化文政時代に建設された。中門を入って、客間の前に式台風の玄関を配し、床の間、棚、平書院を備える正座敷とこれらにつながる次の間を持つ点から、地方郷土の代表的な居宅といわれている。屋敷内には、茶室にも使用した離れや、文庫蔵もある。
田束山 春には5万本ものツツジの花に覆われる。標高512mで、頂上からは南三陸や金華山、栗駒山、蔵王連峰が見渡せる。古くから山岳信仰の霊山として、人々の信仰を集めてきた山でもある。焼失により現在は礎石や石仏を残すのみだが、山頂にある11基の経塚が往時をしのばせる。近くでは「くも滝」なども見られる。
武家屋敷 白石城の北、三の丸外堀を兼ねた沢端川の流れに沿い、城下町時代の面影を伝える武家屋敷が立つ。片倉家中旧小関家は260余年前の古建築であると伝えられ、屋敷内の見学ができる。正座敷などが保存されている。所要20分。
滝の湯 寛永13年(1636)に建てられた、鳴子温泉郷で最も古い温泉共同浴場。地元の人だけでなく、観光客にも人気が高い鳴子温泉のシンボルだ。浴室は板張りで昔ながらの雰囲気。湯船は2つで、打たせ湯もある。