べに花温泉ひなの湯 河北町にある日帰り入浴施設。男女別の内湯には、大浴槽、源泉かけ流しの高温湯、サウナなどを備える。食事処、売店などの設備も充実。高齢者や体の不自由な人向けの入浴施設もある。併設のひなの宿で宿泊も可能(要確認)。
河北町紅花資料館 江戸時代に紅花商で財を築いた堀米[ほりごめ]家から寄贈された屋敷跡を利用した資料館。約1万平方mの敷地に、武者蔵や御朱印蔵、座敷蔵などが立ち、古文書や享保[きょうほ]雛、小鵜飼舟など貴重な資料を展示している。特に紅花で染めた豪華な大振袖は見事だ。所要40分。
河北町児童動物園 山形県内唯一の動物園で入場無料、年中無休の24時間営業で夜間も自由に見学できる。30種類以上の動物を飼育しており、ポニーやサル、ヤギ、ヒツジ、ウサギなどが見られる。アフリカクロトキやカモ、ハクチョウなどを間近で見られる放鳥舎もある。なかでも子どもに人気なのが、ウサギやモルモットとのふれあいコーナーで、エサやり体験もできる(実施日は要問合せ)。
大平鹿公園 鳥海ブルーラインの中腹にあり、眼下に日本海と庄内平野を一望できるロケーション。毎年10月の初旬に鹿の角を切る鳥海山神鹿角切祭が行われている。鹿が見られるのは6月中旬~10月中旬の期間のみなので注意。隣にある大平山荘で鹿せんべい(100円)を販売している。
鳥海山 鳥海山は、標高2236mの東北第2の高山。日本海の波打ち際からそびえる。秋田・山形県にまたがり、頂上は山形県遊佐町にある。出羽富士または秋田富士ともよばれ、昔から信仰の霊山として参詣されてきた。貴重な動植物が数多くあり、7月下旬から8月上旬には、チョウカイフスマ、チョウカイアザミなどの固有種をはじめとした、多くの高山植物が花をつける。4月下旬から春、夏と山スキーが楽しめる。