まきばのジャージー ジャージーとは牛の種類。ここでは霊山山麓の牧場で元気に育った、ジャージー牛の牛乳でつくるソフトクリームとアイスクリームを販売している。イチゴ、ブドウ、栗、カボチャ、枝豆など、季節の素材を生かしたアイスクリーム、シャーベットが22種類。S220円、M270円、ダブル340円。
霊山こどもの村 豊かな緑に囲まれた、霊山の麓にある総合施設。体験施設・遊びと学びのミュージアムは「地球」と「芸術」をテーマに展示を行い、竜巻の発生や波の発生を知る模擬体験器や地球儀の部屋のほか、企画展示やワークショップを開催。敷地内には、屋外遊具やキャンプ場なども整備されている。コテージは1棟6名定員で1万2000円とお得(TEL予約はりょうぜん紅彩館まで)。
道の駅 伊達の郷りょうぜん 東北中央自動車道霊山ICに隣接する道の駅。館内の農産物直売所では、伊達市産の採れたて新鮮な野菜や果物を扱っており、美味しいだけではなく、使う土や水、肥料にまでこだわった質の高い逸品が豊富に揃っているのが魅力。レストラン「だて食庵」でも地元食材を使った料理を中心に提供し、独特のやわらかな歯ごたえが特徴の「伊達鶏」、ハーブを混ぜた飼料で育てられた「だてハーブ鶏」の伊達市が誇る2つの極上の鶏肉が楽しめる。パン工房やジェラートなどテイクアウト可能なグルメも充実している。
長英新道(燧新道) 長蔵小屋2代目小屋主の平野長英氏が、1960年(昭和35)に開いた登山道。年々増える登山者のために、「女性でも容易に登れるコース」をと、それまで長英氏がスキーで燧ケ岳を下ってくる際に使用していた、なだらかな稜線をもとにルート設定している。樹林帯の中を緩やかに登っていく静かな道で、ミノブチ岳の手前から急登が始まる。
段吉新道 赤田代から燧ケ岳の西麓のブナ林を横切るように延びるほぼ平坦な道だ。1932年(昭和7)、赤田代に温泉小屋が開設された当時は、御池から赤田代まで行くには、アップダウンの激しい三条ノ滝分岐や平滑ノ滝の横を抜ける道しかなかった。そこで、温泉小屋の先々代である星段吉氏が、もっと安全で歩きやすい道を作ろうと、カンを頼りに長男と共に測量を行い、一家総出でクマザサや雑木を切り払うなどの難工事にとりかかり、約3カ月間のたいへんな苦労の末、1937年(昭和12)9月に段吉新道を開通させた。
尾瀬原林道 燧ケ岳の山裾を回って尾瀬ケ原と尾瀬沼を結ぶメインルート。標高1665mの尾瀬沼に比べて尾瀬ケ原の標高は1400m。下田代十字路からスタートする場合、標高差265mを淡々と登っていくことになる。秋はブナ林などの紅葉が美しい。また、林間は野鳥の宝庫だ。長い登りの途中に足を止めて、野鳥の鳴き声に耳を澄ましてみよう。