憩の館ほっとinやないづ 道の駅会津柳津内にある足湯施設。小石を敷き詰めた温泉の道を歩き、ツボを刺激すれば、ドライブや旅の疲れも吹き飛ぶ。名産品の売店や食事処もある。赤ベコ発祥の地として、赤ベコ絵付けなど体験プランも充実。また、縄文時代の遺跡を展示した縄文館を併設している。
つきみが丘町民センター 只見川を望む高台に立つ、宿泊、日帰り温泉、食事処を兼ねた施設。浴場は内湯だが、ガラス窓からは只見川をはじめとした奥会津の山並みの絶景が広がり、新緑や紅葉など、季節ごとに目を楽しませてくれる。
道の駅会津柳津 観光物産館清柳苑 奥会津の特産品を販売・展示する施設。注目は、会津柳津微細彫刻。クルミやモミなどの殻の中に、小さな仏像が彫りこまれている。そば粉100%の手打ちそばや、会津のB級グルメ・ソースカツ丼、地元でとれた粟を使ったあわソフトクリームも好評。お土産そばもある。また赤ベコ絵付体験も人気(800円~、団体は要予約)。
長英新道(燧新道) 長蔵小屋2代目小屋主の平野長英氏が、1960年(昭和35)に開いた登山道。年々増える登山者のために、「女性でも容易に登れるコース」をと、それまで長英氏がスキーで燧ケ岳を下ってくる際に使用していた、なだらかな稜線をもとにルート設定している。樹林帯の中を緩やかに登っていく静かな道で、ミノブチ岳の手前から急登が始まる。
段吉新道 赤田代から燧ケ岳の西麓のブナ林を横切るように延びるほぼ平坦な道だ。1932年(昭和7)、赤田代に温泉小屋が開設された当時は、御池から赤田代まで行くには、アップダウンの激しい三条ノ滝分岐や平滑ノ滝の横を抜ける道しかなかった。そこで、温泉小屋の先々代である星段吉氏が、もっと安全で歩きやすい道を作ろうと、カンを頼りに長男と共に測量を行い、一家総出でクマザサや雑木を切り払うなどの難工事にとりかかり、約3カ月間のたいへんな苦労の末、1937年(昭和12)9月に段吉新道を開通させた。
尾瀬原林道 燧ケ岳の山裾を回って尾瀬ケ原と尾瀬沼を結ぶメインルート。標高1665mの尾瀬沼に比べて尾瀬ケ原の標高は1400m。下田代十字路からスタートする場合、標高差265mを淡々と登っていくことになる。秋はブナ林などの紅葉が美しい。また、林間は野鳥の宝庫だ。長い登りの途中に足を止めて、野鳥の鳴き声に耳を澄ましてみよう。