ミュージアムパーク茨城県自然博物館 茨城県最大級の自然環境保全地域・菅生沼のほとり、約16万平方mの広大で豊かな自然の中にある茨城県立の自然博物館。館内では46億年前の地球の誕生や生物進化をはじめ、宇宙、自然・生命の仕組みや環境をジオラマや映像などを使って判りやすく解説。体長9mの松花江マンモスや体長26mのヌオエロサウルスの全身骨格標本(複製)も展示している。とんぼの池やばったの原、どんぐりの森、自然発見工房など自然観察ができる野外施設を併設している。
八坂公園 坂東市にある、陸上競技場やプールなどの施設が揃う総合公園。園内にはティラノサウルスやトリケラトプスなどの恐竜たちの像が並び、迫力満点。また春になると400本もの桜が開花し、多くの花見客が訪れる。
逆井城跡公園 戦国時代末期、北条氏の北関東進出拠点として築かれた逆井城。豊臣秀吉の小田原征伐により廃墟となったが、現在でも外壁と土塁が残る。当時、二階門と呼ばれていた櫓門を発掘調査を元に復元するなど、主殿や二層櫓がある公園内は戦国時代にタイムスリップしたようだ。園内では春になるとソメイヨシノのほか、一重でピンク色の花びらが可憐な地元生まれの桜・紅猿島も楽しめる。
弘経寺 応永21年(1414)創建と伝えられる、浄土宗の名刹。十代目の了学上人に徳川家康の孫嬢千姫が深く帰依し、菩提寺と定めたところから、徳川家から本堂や鐘楼(現在再建設備中で見ることはできない)などの再建に多大な寄進がなされた。江戸時代初期の寺院建築の粋を極めた本堂平成19年(2007)改修をはじめ、仏具や調度に徳川幕府の威光が感じられる。本堂左手には千姫の墓がある。
称名寺 浄土真宗本願寺派の寺院。評定衆として幕府にも参加した結城家初代・朝光が、親鸞の高弟・真仏を招き開基。寺号の稱名寺とは、朝光が出家して親鸞に賜った法名に由来するという。親鸞の直筆といわれる「往生要集」の断簡、朝光肖像画や木像、御霊屋門、二条門など数々の文化財を所蔵。大きな銀杏の木と親鸞聖人の銅像がある境内の奥には、初代朝光から四代時広までの墓がある。