筑波山ホテル青木屋 筑波山中腹の高台にあるホテルで、日中の3時間ほどだが日帰り入浴が可能だ。ホテル最上階にある展望露天風呂からは、晴れた日には東京スカイツリーも望め、富士山や学園都市つくばの夜景なども見晴らせる。アルカリ性単純温泉の湯が疲労回復を促してくれるので、景色を楽しみながらゆったり浸かろう。大人平日1人1万6650円~(1泊2食入湯税150円込)、大人2名より可。
筑波山 江戸屋 創業390余年になる筑波山の老舗旅館で、日中に日帰り入浴が可能だ。和の趣あふれる落ち着いた雰囲気が漂う。露天風呂は手つかずの自然に囲まれ、ゆったりとした湯浴みに浸れる。自然の木々を眺めながら足湯を楽しみつつ、筑波六霊泉の一つである「杉の水」で淹れるコーヒー(550円)を味わうのもオススメ。
弘経寺 応永21年(1414)創建と伝えられる、浄土宗の名刹。十代目の了学上人に徳川家康の孫嬢千姫が深く帰依し、菩提寺と定めたところから、徳川家から本堂や鐘楼(現在再建設備中で見ることはできない)などの再建に多大な寄進がなされた。江戸時代初期の寺院建築の粋を極めた本堂平成19年(2007)改修をはじめ、仏具や調度に徳川幕府の威光が感じられる。本堂左手には千姫の墓がある。
称名寺 浄土真宗本願寺派の寺院。評定衆として幕府にも参加した結城家初代・朝光が、親鸞の高弟・真仏を招き開基。寺号の稱名寺とは、朝光が出家して親鸞に賜った法名に由来するという。親鸞の直筆といわれる「往生要集」の断簡、朝光肖像画や木像、御霊屋門、二条門など数々の文化財を所蔵。大きな銀杏の木と親鸞聖人の銅像がある境内の奥には、初代朝光から四代時広までの墓がある。