美野里PA【下り】 茨城県のほぼ中央に位置し、近隣には果樹園農家が点在する、のどかなパーキングエリア。手前の石岡小美玉[いしおかおみたま]スマートICを利用すれば、航空自衛隊(百里基地)と民間の共用飛行場である茨城空港へのアクセスが良好。名物の「みのりの生姜焼定食」は自家製ジンジャーソースがクセになる旨さで、リピーターも多い人気メニュー。「辛いワンタンメン」もおすすめ。ウォークインゲート(歩行者用出入口)が設置されており、一般道からも施設を利用できる。
茨城空港 茨城空港では、国内線4路線(札幌・神戸・福岡・那覇)、国際線3路線(台北・上海・西安)が就航している。(最新の運航状況は茨城空港HPにて要確認)駐車場(3600台)は、何日駐車しても無料であり、空港ビルはコンパクトな作りでスムーズに搭乗できるのが特徴。防衛省との共用空港のため、平日には自衛隊機の訓練を見ることができる珍しい空港。
タカノフーズ納豆博物館 納豆の歴史や家庭での作り方などを展示している納豆博物館の見学は自由。また、納豆博物館では、おかめ納豆の製造工場を見学できる「工場見学ツアー」も行っている。「工場見学ツアー」は要予約。所要時間は約90分。
弘経寺 応永21年(1414)創建と伝えられる、浄土宗の名刹。十代目の了学上人に徳川家康の孫嬢千姫が深く帰依し、菩提寺と定めたところから、徳川家から本堂や鐘楼(現在再建設備中で見ることはできない)などの再建に多大な寄進がなされた。江戸時代初期の寺院建築の粋を極めた本堂平成19年(2007)改修をはじめ、仏具や調度に徳川幕府の威光が感じられる。本堂左手には千姫の墓がある。
称名寺 浄土真宗本願寺派の寺院。評定衆として幕府にも参加した結城家初代・朝光が、親鸞の高弟・真仏を招き開基。寺号の稱名寺とは、朝光が出家して親鸞に賜った法名に由来するという。親鸞の直筆といわれる「往生要集」の断簡、朝光肖像画や木像、御霊屋門、二条門など数々の文化財を所蔵。大きな銀杏の木と親鸞聖人の銅像がある境内の奥には、初代朝光から四代時広までの墓がある。