二荒山神社 約1600年前に創建された由緒ある神社で豊城入彦命[とよきいりひこのみこと]を祭る。社宝に国指定重要美術品の三十八間星兜[さんじゅうはっけんほしかぶと]と鉄製狛犬がある。また、餃子の町宇都宮にちなんだ「餃子みくじ」なども頒布している。
ベルテラシェ物産館・体験館 宇都宮郊外の大谷町は古くから建築石材として知られる大谷石の産地。この施設では、大谷石を使った工作体験ができる(石絵、石貼、デコパージュ、かえるの色付けなど)。体験時間は10~16時。団体は要予約。物産館内では、大谷石のお土産や地元の新鮮野菜や栃木の銘産品も販売。疲れた時は飲食館やテラス席でひと休みを。
茶臼岳 日本百名山の一座であり、那須連山の主峰でもある標高1915mの茶臼岳。山腹の無間地獄と呼ばれる場所からは現在も白い煙をあげている。山にかかる那須ロープウェイを使えば簡単に山の9合目に降り立つことができ、そこから登山道を約50分歩いて山頂まで登ることができる。山頂からの360度の眺望は素晴らしい。また、山麓に広がる姥ケ平や朝日岳・鬼面山など周辺の山々の紅葉も見どころの一つである。
城山公園 鎌倉時代に佐野氏が唐沢山に築いた城を慶長5年(1600)から慶長19年(1614)に移したとされる跡地につくられた公園。桜やツツジの時期は特に賑わう。園内には佐野の歴史や文化を紹介する万葉の里・城山記念館(入館無料、時間:9~17時、定休:月曜(祝日の場合は開館)、祝日の翌日(土・日曜、祝日の場合は開館)、年末年始)がある。
慈光寺 屋島、壇ノ浦の戦いで源氏に敗れた平家の落人が逃げ延び、隠れ住んだ集落とされる湯西川。この集落には、人目を避けて暮らしていた落人たちの独自の習慣が今なお残っている。集落を見渡す高台に位置する慈光寺は、平家落人の菩提寺と伝わり、子宝を授かろうと落人たちが参拝しに来たとの逸話も残っている。