須賀神社 藤原秀郷[ふじわらのひでさと]が京都の八坂神社から御分霊を勧請し、天慶3年(940)に創建したという古社。徳川家康公が関ケ原の戦勝祈願をして、のちに社地や朱神輿[あかみこし]が奉納された神社。毎年7月の祇園祭には、重さ2トンの大神輿が繰り出される。
小山やすらぎの湯 多彩な湯船や館内設備を備える小山市内のスーパー銭湯。那須馬頭温泉美人の湯をはじめ、ロウリュウサウナ、塩サウナ、アロマサウナの3種類のサウナや美泡風呂、2種類の炭酸泉などの湯が満喫できる。
間々田ひも 渡辺家が代々伝承する工芸品の間々田ひもは金糸、銀糸色とりどりの草木染の絹糸を組み上げて作られる。糸の両端におもりを付けて、常時糸を張りながら、それらを巧みに交差させて、複雑な模様のひもを生み出す技術で、鎌倉時代から伝わっている。現在では帯締めや羽織の紐などに使われ、主に女性の和装用品となっているが、以前はその丈夫さから武士の武具などに使われていた。店頭での販売はストラップ1000円(本体)~など。組紐体験1000円(要予約)。
茶臼岳 日本百名山の一座であり、那須連山の主峰でもある標高1915mの茶臼岳。山腹の無間地獄と呼ばれる場所からは現在も白い煙をあげている。山にかかる那須ロープウェイを使えば簡単に山の9合目に降り立つことができ、そこから登山道を約50分歩いて山頂まで登ることができる。山頂からの360度の眺望は素晴らしい。また、山麓に広がる姥ケ平や朝日岳・鬼面山など周辺の山々の紅葉も見どころの一つである。
城山公園 鎌倉時代に佐野氏が唐沢山に築いた城を慶長5年(1600)から慶長19年(1614)に移したとされる跡地につくられた公園。桜やツツジの時期は特に賑わう。園内には佐野の歴史や文化を紹介する万葉の里・城山記念館(入館無料、時間:9~17時、定休:月曜(祝日の場合は開館)、祝日の翌日(土・日曜、祝日の場合は開館)、年末年始)がある。
慈光寺 屋島、壇ノ浦の戦いで源氏に敗れた平家の落人が逃げ延び、隠れ住んだ集落とされる湯西川。この集落には、人目を避けて暮らしていた落人たちの独自の習慣が今なお残っている。集落を見渡す高台に位置する慈光寺は、平家落人の菩提寺と伝わり、子宝を授かろうと落人たちが参拝しに来たとの逸話も残っている。