あづま温泉 息吹の湯 桔梗館 東吾妻町の「桔梗館」は、国道353号から対岸の道に入った静かな田園風景の中に立っている。館内は純和風にまとめられ、囲炉裏の部屋がいい雰囲気で、この施設の魅力の一つだ。源泉主義にこだわった天然温泉は、51℃の湯を少し熱めにかけ流している大浴場。檜の角材を使った檜風呂だ。自然岩を配した庭園風露天風呂からの眺めは圧巻で、あたかも借景のように奇勝岩井洞の岩峰がそびえ立つ雄大な景観が楽しめる。売店では、地域の農家の人が作った季節の農産物なども販売されている。
道の駅 あがつま峡 群馬県東吾妻町の西、国指定の名勝地・吾妻峡の玄関口に位置する道の駅。農産物直売所「てんぐ」では地元で採れた新鮮野菜や果物、地元ブランド米「さくや姫」などこだわりの特産品やおみやげを販売している。「お食事処 あがつま亭」では地元のお米や旬の野菜を使った料理を、景色とともに楽しめる。軽食コーナー「あさの味」では、ここでしか食べられないご当地バーガー「デビルズタンバーガー」を提供。地元のブランド豚・やまと豚と町内産のこんにゃくを入れたメンチカツが特徴の人気の一品。敷地内には温泉施設やドッグランなども備えている。
向井千秋記念子ども科学館 館林市出身の宇宙飛行士、向井千秋氏が名誉館長を務める科学館。他で見ることのできない向井氏ゆかりの貴重な資料が充実している。月の重力を疑似体験できる「ムーンウォーカー」や「発電トレイン」など、科学の原理を利用した体験型の展示物が多く、身近な自然や科学、宇宙について楽しみながら学ぶことができる。群馬県最大級の直径23mの大型ドームで観るデジタルプラネタリウムでは、臨場感あふれるサウンドと迫力ある映像を楽しめる。
田山花袋記念文学館 『蒲団』や『田舎教師』を執筆し、近代日本の自然主義文学の先駆者となった田山花袋は館林の出身。館内では自筆原稿や、書簡、日記、愛用品などを展示。東京代々木の自宅の書斎も再現されている。文学館の向かいには花袋が7~14歳まで過ごした旧居が建つ。所要30分。