向井千秋記念子ども科学館 館林市出身の宇宙飛行士、向井千秋氏が名誉館長を務める科学館。他で見ることのできない向井氏ゆかりの貴重な資料が充実している。月の重力を疑似体験できる「ムーンウォーカー」や「発電トレイン」など、科学の原理を利用した体験型の展示物が多く、身近な自然や科学、宇宙について楽しみながら学ぶことができる。群馬県最大級の直径23mの大型ドームで観るデジタルプラネタリウムでは、臨場感あふれるサウンドと迫力ある映像を楽しめる。
田山花袋記念文学館 『蒲団』や『田舎教師』を執筆し、近代日本の自然主義文学の先駆者となった田山花袋は館林の出身。館内では自筆原稿や、書簡、日記、愛用品などを展示。東京代々木の自宅の書斎も再現されている。文学館の向かいには花袋が7~14歳まで過ごした旧居が建つ。所要30分。
「カルピス」みらいのミュージアム カルピスの発売100周年を記念してアサヒ飲料群馬工場内に併設された施設。カルピスの歴史や想いがわかる展示物、プロジェクションマッピングによる製造工程の紹介、映像と香りで体感できる「発酵のへや」やペットボトルの製造ラインなどが見学でき、大人も子どもも楽しめる。見学の後はカルピスの試飲も。カルピスグッズを販売しているギフトショップに立ち寄るのも忘れずに。見学は完全予約制、人気ですぐ満席になるので、公式サイトで最新の情報を確認しよう。
三日月村 笹沢左保[ささざわさほ]原作『木枯紋次郎』[こがらしもんじろう]のふるさと。テレビ映画上の架空の村だが、江戸時代後期の村落や街道がみごとに再現されている。入場口となる関所で、円を文銭に両替する。茶屋や食事処、みやげ物店などで使われるのは全て文銭。紋次郎の生家や旅籠屋などのほか、地底探検のできる怪異現洞[かいいげんどう]や絡繰屋敷[からくりやしき]などのアトラクションも楽しめる。
ジャパンスネークセンター 毒蛇温室や大蛇温室では、日本のアオダイショウの子ヘビやマムシからキングコブラやブラックマンバ、さらに4mをこえるアミメニシキヘビやオオアナコンダなど、様々なヘビが間近に見られる。また、日曜のイベントでは、「猛毒ハブからの採毒実演」や「ヘビのお食事タイム」「ハ虫類ふれあい体験教室」など、ヘビについて楽しく学ぶことができる。大蛇との記念撮影(3~11月)も人気。
天然温泉 湯楽部 太田店 広々とした高濃度炭酸泉や開放感抜群の露天風呂、モンゴル秘伝の赤外線サウナなど、バラエティ豊かなお湯を楽しむことができる日帰り温泉施設。レジャー施設が集まる「スパジアム24」の一角にあり、ロケーションも抜群。