諏訪神社 市立図書館に近く、小さな森を訪れたような神秘的な雰囲気にひたれる神社。毎年6月には、大きな茅の輪が境内に設置され、それをくぐると過去半年の罪や穢れを祓い、新しい半年をきれいな心と体でスタートできるという。地元の人々のヒーリングスポットとしても親しまれている。
観音寺 文禄4年(1595)開創。正式名は安楽山 誓光院 観音寺といい、真言宗豊山派に属し、「ぼたんのお寺」として有名だ。ぼたんのほかにも、梅、桜、椿、ハンカチの木、ナンジャモンジャ、スズラン、藤、紫陽花、ヤマユリ、百日紅、彼岸花、モミジと、一年を通して草花が寺を彩る。四季の草花を楽しめる名所として人気のお寺だ。カーナビ検索は住所またはTEL:04-7172-4136で。
諏訪神社 大神惟季が下総国大須賀荘領主を任ぜられた際、領内鎮護の神として信濃国諏訪大社より勧請。その後、産業開拓の神・知徳の神として、近年は進学の神として尊崇されてきた。現在の本殿は1853年(嘉永6)造営のもので、毎年10月に行われる例大祭「佐原の大祭(秋祭り)」は国の重要無形民俗文化財に指定されている。
大聖寺 波切[なみきり]不動とよばれ大漁祈願や海難除けに漁民の厚い信仰を集めている天台宗の寺。本尊の不動明王は、鎌倉時代中期、この地の漁師の妻が海中から拾い上げ、ここに安置したと伝えられている。不動明王を安置する茅葺き屋根の不動堂は、国の重要文化財に指定されており、室町時代の建立と推定されている。
めがね橋 白浜町滝口の長尾川下流にかかる、石積み工法の洋式三重橋。3つのアーチがあるので本当はメガネではないが、川面に移る姿からめがね橋とよばれるようになった。橋は明治21年(1888)に、村民の寄付399円40銭で建設された。架設以前は川を歩いて渡っていたという。関東大震災にも壊れることなく、戦時中は戦車が通ったという頑丈な橋だ。昭和52年(1977)と平成5年(1993)に補修工事が行われ、建設当時の姿を留めている。県指定有形文化財。日本の名橋百選。