成田国際空港 成田国際空港は、年間利用客約4000万人と、アジア有数の国際拠点空港として存在感を示してきた日本の空の表玄関。第1・第2・第3の3つの旅客ターミナルがあり、多くのショップやレストランを備える。展望デッキからは、飛行機の発着を間近で見学することができる。
坂田ケ池総合公園 成田市街の北西、印旛沼にも程近い位置にある総合公園。江戸時代に灌漑用として造られた坂田ケ池を取り囲んだ、自然と水に親しめる市民の憩いの場だ。約17万2000平方mの広大な園内では、坂田ケ池での釣りをはじめ、春には芝生広場での桜の花見、花のテラスや水生・湿生植物園での花の鑑賞、野鳥観察所からのバードウォッチングなどが楽しめる。日帰り利用ができるキャンプ場や人気のローラーすべり台などの遊具がある森の遊び場も家族連れに好評。夏は吊り橋「龍の道」の下にある「龍の泉」と水路で水遊びもできる。
成田羊羹資料館 成田山新勝寺参詣のみやげ物店として定着している、明治32年(1899)創業の和菓子店・なごみの米屋總本店の敷地内にある資料館。羊羹製造に使った昔の道具類やポスター、羊羹の歴史までを展示。1階コーナーの企画展は年2回入替えを実施。また同敷地内には、成田山のご本尊・お不動様が一時ご遷座されたお不動様旧跡庭園がある。こちらも自由に散策可能。復元された不動の大井戸、平成水守り不動尊などがある。
諏訪神社 大神惟季が下総国大須賀荘領主を任ぜられた際、領内鎮護の神として信濃国諏訪大社より勧請。その後、産業開拓の神・知徳の神として、近年は進学の神として尊崇されてきた。現在の本殿は1853年(嘉永6)造営のもので、毎年10月に行われる例大祭「佐原の大祭(秋祭り)」は国の重要無形民俗文化財に指定されている。
大聖寺 波切[なみきり]不動とよばれ大漁祈願や海難除けに漁民の厚い信仰を集めている天台宗の寺。本尊の不動明王は、鎌倉時代中期、この地の漁師の妻が海中から拾い上げ、ここに安置したと伝えられている。不動明王を安置する茅葺き屋根の不動堂は、国の重要文化財に指定されており、室町時代の建立と推定されている。
めがね橋 白浜町滝口の長尾川下流にかかる、石積み工法の洋式三重橋。3つのアーチがあるので本当はメガネではないが、川面に移る姿からめがね橋とよばれるようになった。橋は明治21年(1888)に、村民の寄付399円40銭で建設された。架設以前は川を歩いて渡っていたという。関東大震災にも壊れることなく、戦時中は戦車が通ったという頑丈な橋だ。昭和52年(1977)と平成5年(1993)に補修工事が行われ、建設当時の姿を留めている。県指定有形文化財。日本の名橋百選。