光明寺 木更津駅前の富士見通り沿いにある日蓮宗の寺。薬医門をくぐると、境内には本堂、七面堂、客殿、鐘楼堂などが立つ。実話をもとに書かれた歌舞伎の名狂言『与話情浮名横櫛』[よわなさけうきなのよこぐし]で有名な切られ与三郎のものと伝えられる墓があり、歌舞伎役者も参拝に訪れる。
ぽるとがるcafe 焼きたてパンが食べられる、海ほたる自慢のベーカリー。一番人気のメロンパン270円は外側はさっくり、メロン色をした中は驚くほどふかふか。新名物、海ほたる富士山メロンパン290円は、海ほたるから見える富士山をモチーフにしており、千葉県産のさつまいも「紅あづま」を練り込んだ生地の中にミルククリームを包んでいる。夕張メロンの果肉クリームを使った、北海道メロン230円もほどよい甘さが人気。海鮮アサリピザ240円は売り切れてしまうこともあるので、早めに行こう。
海ほたるPA【上り/下り】 東京湾を横断し、千葉県木更津市と神奈川県川崎市を結ぶ東京湾アクアライン。その途中の人工島にある、上下線供用施設の海に浮かぶパーキングエリア。日本夜景遺産にも指定される観光スポットだ。エリア内には飲食店をはじめ、売店、テイクアウトショップ、展望デッキ、ゲームセンターなど、ユニークな施設がいっぱい。4階フロアはガラス張りの大回廊で、休憩所として利用でき、ゆっくりとした時間を過ごせる。
諏訪神社 大神惟季が下総国大須賀荘領主を任ぜられた際、領内鎮護の神として信濃国諏訪大社より勧請。その後、産業開拓の神・知徳の神として、近年は進学の神として尊崇されてきた。現在の本殿は1853年(嘉永6)造営のもので、毎年10月に行われる例大祭「佐原の大祭(秋祭り)」は国の重要無形民俗文化財に指定されている。
大聖寺 波切[なみきり]不動とよばれ大漁祈願や海難除けに漁民の厚い信仰を集めている天台宗の寺。本尊の不動明王は、鎌倉時代中期、この地の漁師の妻が海中から拾い上げ、ここに安置したと伝えられている。不動明王を安置する茅葺き屋根の不動堂は、国の重要文化財に指定されており、室町時代の建立と推定されている。
めがね橋 白浜町滝口の長尾川下流にかかる、石積み工法の洋式三重橋。3つのアーチがあるので本当はメガネではないが、川面に移る姿からめがね橋とよばれるようになった。橋は明治21年(1888)に、村民の寄付399円40銭で建設された。架設以前は川を歩いて渡っていたという。関東大震災にも壊れることなく、戦時中は戦車が通ったという頑丈な橋だ。昭和52年(1977)と平成5年(1993)に補修工事が行われ、建設当時の姿を留めている。県指定有形文化財。日本の名橋百選。