アジサイのみち 安房小湊駅からスタートして、内浦山県民の森、麻綿原高原、清澄寺までの全長13.5kmのハイキングコース。帰りは清澄寺バス停からバスで安房天津駅へ戻ることになる。7月中旬~8月中旬の開花時期には、まるでアジサイのトンネルの中を歩くようだ。所要3時間30分。
千葉県立内浦山県民の森 清澄山系の南東斜面に面した、294万平方mの森林。緑豊かな自然の宝庫として、ハイキングや自然観察などが満喫できる。公共の宿せせらぎ、ログキャビン、オートキャンプ場などの宿泊施設も整う。
清澄寺(清澄山) 清澄山山頂近くに立つ日蓮宗の古刹。日蓮聖人は、12歳でこの山に入山。諸国を遊学後再びここへ戻り、建長5年(1253)、初めて南無妙法蓮華経と唱え布教を始めた寺として知られる。うっそうと茂る大木に囲まれた境内は広大で、大堂・客殿・宿坊・観音堂・鐘楼堂などの堂宇が立ち並び、清澄の千年スギ(天然記念物)や星の井戸、髪塚など旧跡が多い。日本で一番早く初日の出が拝めるスポット、極真空手発祥の地でもある。宿坊1泊2食9500円。宝物館は要予約(1名300円)。
香取神宮 初代神武天皇の御代に創建されたと伝わる古社。杉の巨木が生い茂る神域・香取の森に、武神を祀る社殿が佇む。現在の本殿(重要文化財)は、元禄13年(1700)に徳川第5代将軍・綱吉が造営。朱塗りの楼門(重要文化財)も同年の建造。明治・大正期の海軍軍人・東郷平八郎の額が掛かり、右手に黄門桜とよばれる徳川光圀手植えの桜が残る。宝物館では、神宮に伝わる海獣葡萄鏡(国宝)などの美術工芸品や古文書を展示。
道の駅・川の駅 水の郷さわら 「水の郷さわら」は、舟運で栄えた南都・交易都市佐原のイにある道の駅と、利根川に面した川の駅の一体施設。地域特産品の直売や河川を利用した各種レクリエーション、また防災教育や観光情報など「水」と「人」とのふれあいの場を提供すると共に、様々な情報を発信する総合施設として展開。