石井菓子店 大正9年(1920)創業の老舗。人気は、みたらし・餡・海苔などモッチリとした食感が魅力の手作りだんご。自家製あんみつのほか赤飯もある。赤飯は藁でできた「こも」という容器で保温されていて、常に温かいものを買えるのがうれしい。
茂原ツインサーキット 本格的なモータースポーツができるサーキット場。レーシングカートやミニバイクで子どもから大人まで楽しめる1周700mのショートコース(西コース)と、1周1172mの四輪やバイクの本格的なスピード走行ができるロングコース(東コース)、ポケバイやカート練習にいいミニコースがある。レンタルカートは要予約で初心者用があり、1人乗りと2人乗りも用意。自動車免許を持たない人や条件をクリアすれば子どももOK。気軽にチャレンジできるショートコースでもモータースポーツの醍醐味を味わえる。
茂原市立美術館・郷土資料館 茂原公園の敷地内にある2階建ての明るいモダンなデザインの建物。館内の美術部門では、収蔵品ほか展覧会を多数開催。郷土資料部門では、国府関[こうせき]遺跡など、茂原市の考古、民俗、歴史の資料を中心に展示。所要45分。駐車場は、茂原公園の駐車場を利用。
諏訪神社 大神惟季が下総国大須賀荘領主を任ぜられた際、領内鎮護の神として信濃国諏訪大社より勧請。その後、産業開拓の神・知徳の神として、近年は進学の神として尊崇されてきた。現在の本殿は1853年(嘉永6)造営のもので、毎年10月に行われる例大祭「佐原の大祭(秋祭り)」は国の重要無形民俗文化財に指定されている。
大聖寺 波切[なみきり]不動とよばれ大漁祈願や海難除けに漁民の厚い信仰を集めている天台宗の寺。本尊の不動明王は、鎌倉時代中期、この地の漁師の妻が海中から拾い上げ、ここに安置したと伝えられている。不動明王を安置する茅葺き屋根の不動堂は、国の重要文化財に指定されており、室町時代の建立と推定されている。
めがね橋 白浜町滝口の長尾川下流にかかる、石積み工法の洋式三重橋。3つのアーチがあるので本当はメガネではないが、川面に移る姿からめがね橋とよばれるようになった。橋は明治21年(1888)に、村民の寄付399円40銭で建設された。架設以前は川を歩いて渡っていたという。関東大震災にも壊れることなく、戦時中は戦車が通ったという頑丈な橋だ。昭和52年(1977)と平成5年(1993)に補修工事が行われ、建設当時の姿を留めている。県指定有形文化財。日本の名橋百選。