まちライブラリー@MUFG PARK 武蔵野の豊かな自然が広がる地域交流施設「MUFG PARK」内にある、市民など有志からの寄贈を蔵書とした図書館で、約1万冊が並ぶ。すべての本の背表紙裏ポケットには、寄贈した人からのメッセージと、その本を読んだ人が感想を書いていく「みんなの感想カード」が入っている。そのほか、思い出を本型のタイムカプセル箱に詰めて、本棚にディスプレイするタイムカプセル本箱(有料)も行う。館内は会話・飲食自由。
清水寺 鐘楼、水屋、観音堂が市の有形文化財に指定される古寺。鐘楼は天保13年(1842)建立とされ、入母屋造り、銅板葺きで、朱雀、青龍、白虎、玄武の彫刻がはめこまれ、中央に口径約72cmの鐘が吊られている。急階段を上がった先にある観音堂は、嘉永3年(1850)再建といわれ、軒唐破風の向拝が設けられ、彫刻装飾が多く施されており、幕末期の傾向をよく表しているという。
新田神社 東急電鉄多摩川線の武蔵新田駅から徒歩数分のところにある新田氏ゆかりの神社。正平13年(1358)に矢口の渡しで謀殺された新田義興(義貞の子)の御霊を鎮めるため、新田大明神として祀ったのが始まり。浄瑠璃・歌舞伎『神霊矢口渡』でも知られる、江戸中期の蘭学者・戯作者平賀源内が参拝し、境内の神聖な篠竹で作った厄除開運・邪気退散の「矢守」は、破魔矢の発祥とされている。