深大寺天然温泉 湯守の里 深大寺近くの住宅街の中にある温泉施設。方位や地勢などから開運を呼び込む「風水」をコンセプトに設計されている。浴場は多彩で、古代檜を使った大浴場、庭園風の露天には風水露天風呂、五右衛門風呂、滝見風呂、プロジェクションマッピング風呂、低周波電流が流れる赤銅鈴之介(女性のみ)などがある。露天風呂は緑が豊富で東京とは思えない景観。調布駅と武蔵境駅から無料送迎車が運行しているのも便利だ。
清水寺 鐘楼、水屋、観音堂が市の有形文化財に指定される古寺。鐘楼は天保13年(1842)建立とされ、入母屋造り、銅板葺きで、朱雀、青龍、白虎、玄武の彫刻がはめこまれ、中央に口径約72cmの鐘が吊られている。急階段を上がった先にある観音堂は、嘉永3年(1850)再建といわれ、軒唐破風の向拝が設けられ、彫刻装飾が多く施されており、幕末期の傾向をよく表しているという。
新田神社 東急電鉄多摩川線の武蔵新田駅から徒歩数分のところにある新田氏ゆかりの神社。正平13年(1358)に矢口の渡しで謀殺された新田義興(義貞の子)の御霊を鎮めるため、新田大明神として祀ったのが始まり。浄瑠璃・歌舞伎『神霊矢口渡』でも知られる、江戸中期の蘭学者・戯作者平賀源内が参拝し、境内の神聖な篠竹で作った厄除開運・邪気退散の「矢守」は、破魔矢の発祥とされている。