利島村郷土資料館 「利島の暮らし」をテーマに、縄文時代の出土品から現代の生活道具まで、実際に使われていたものを分かりやすく展示。都の文化財に指定されている銅鏡は必見だ。ほかに椿栽培や林業、漁業などの産業も紹介しており、時代とともに移り変わる利島の様子が手にとるように理解できる。
南ケ山園地 新東京百景のひとつに選ばれた島内随一の景勝地。晴れた日には新島や式根島、神津島、三宅島、御蔵島までを一望できる。夜になればスターウォッチングポイントともなり、人工の明かりの少ない利島だからこそ見える満天の星空が広がる。
堂山神社 平安から室町時代に作られた銅鏡群(東京都有形文化財指定)が発見されたことで知られる神社。発掘によって出土した和鏡は祭祀のために使われたと推定されている。鳥居をくぐって玉石を三列に敷きつめた参道を上がると社殿である。この玉石や石垣は浜から石を運びくみ上げたもの。素朴な造りの神社である。
清水寺 鐘楼、水屋、観音堂が市の有形文化財に指定される古寺。鐘楼は天保13年(1842)建立とされ、入母屋造り、銅板葺きで、朱雀、青龍、白虎、玄武の彫刻がはめこまれ、中央に口径約72cmの鐘が吊られている。急階段を上がった先にある観音堂は、嘉永3年(1850)再建といわれ、軒唐破風の向拝が設けられ、彫刻装飾が多く施されており、幕末期の傾向をよく表しているという。
新田神社 東急電鉄多摩川線の武蔵新田駅から徒歩数分のところにある新田氏ゆかりの神社。正平13年(1358)に矢口の渡しで謀殺された新田義興(義貞の子)の御霊を鎮めるため、新田大明神として祀ったのが始まり。浄瑠璃・歌舞伎『神霊矢口渡』でも知られる、江戸中期の蘭学者・戯作者平賀源内が参拝し、境内の神聖な篠竹で作った厄除開運・邪気退散の「矢守」は、破魔矢の発祥とされている。