綱島源泉 湯けむりの庄 神奈川県最大級の日帰り温泉施設。露天岩風呂や壺湯など、ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉の温泉を引いたお風呂は男女合わせて10種類以上、風、塩、岩、潤、氷、和をテーマにした岩盤浴は6種類が満喫できる。なかでも温泉に炭酸ガスを溶かし込んだ「炭酸琥珀湯(R)」や女性風呂限定の立湯が人気。女性専用スペースもあるお休み処、マッサージやエステなどのリラクゼーションサービス、釜戸で炊き上げたご飯が自慢の食事処も充実している。
十二所神社 鎌倉の東奥、十二所エリアにひっそりと佇む神社。創建は鎌倉時代といわれ、かつては同じ十二所にある光触寺の境内にあったが、江戸末期に現在地に遷座された。明治の神仏分離までは十二所権現社とも呼ばれていた。その名の通り、12柱の神を祭っている。社殿の正面の頭貫にある「波乗り兎」と呼ばれる2匹のウサギの彫刻が珍しく、境内には疱瘡神と宇佐八幡を祀る2つの石の小祠など、4つの境内社もある。
光触寺 初めは真言宗の寺だったが、一遍[いっぺん]上人に帰依した作阿[さくあ]上人が弘安年間(1278~88)に時宗[じしゅう]に改宗したと伝わる寺。山門を入ると苔むした石仏が並び、花や供物が絶えない。本堂には盗みの疑いで頬に焼印を押された法師のかわりに焼印の痕が付いたという伝説が残る、重要文化財の阿弥陀如来像(頬焼阿弥陀)が安置されている。境内には供物の塩を嘗[な]めたという塩嘗地蔵がある。
鎌倉宮 明治天皇により創建された建武中興十五社のひとつ。後醍醐天皇の皇子護良親王を祀る旧官幣中社。御祭神ゆかりの京都より移植された「紅天井」と呼ばれる紅葉と神苑の「ジャンボもみじ」は12月中旬まで見られる。