良寛さまお菓子本舗 大黒屋 創業130年以上の和菓子の老舗。良寛ゆかりの菓子に人気がある。良寛の遺墨を焼き印した玉子たっぷりの良寛煎餅570円~、良寛が書状で、無心されている白雪こう700円~、良寛の長歌「月の兎」に因んだ焼菓子月の兎945円~、ほか各種揃い、甘味を抑えた品のよい味わい。取扱店は道の駅天領の里・道の駅良寛の里夢来考房、良寛記念館(道の駅良寛の里・良寛記念館は、白雪こうのみ)。
道の駅越後出雲崎天領の里 江戸時代の風俗を再現した天領出雲崎時代館、石油産業の資料を展示する出雲崎石油記念館、出雲崎の特産品や海産物が豊富に揃った物産館、日本海の幸満載の料理が食べられるレストラン陣やが一体となった道の駅。天領出雲崎時代館では、江戸時代の妻入りの街並や奉行船などを再現し、実際に購入できる昔のおもちゃ屋や、紙風船作り体験、懐かしい昔の玩具なども楽しめる。屋外にある夕凪の橋から日本海に沈む夕日を眺めるのもよい。
北国街道妻入り会館 平成19年(2007)1月、街道沿いに登場した見学・交流施設。江戸時代、回船問屋だった熊木屋・泊屋跡近くに妻入り住宅を再現。街道に面して「土間」「みせ」「茶の間」「寝間」が続く内部を見学できる。吹き抜け天井に太い梁が渡る重厚な造り。館内では東京芸大生の出雲崎妻入り街並絵画や、まゆ玉飾り・天神様展示・つるしびな飾りなど、1年を通していろいろな展示をしている。
清水寺 大同2年(808)開基の真言宗の寺。金北山や金剛山と並ぶ佐渡三霊山の壇特山[だんとくさん]を奥の院とする。天明元年(1781)に佐渡を訪れた木喰行道[もくじきぎょうどう]がつくった仏像は本堂に安置され、拝観できる。
長谷寺 大同2年(807)、弘法大師が開いたという古寺。奈良の長谷寺を模したことから名付けられた。山内は広く、寺宝展示室も第1~6まで6室あり、拝観(無料、予約制)も20分から1時間まで5コースある。5月の牡丹をはじめ、桜やツツジ、アジサイなどの季節の花々も楽しめ、樹齢1000年以上の三本杉(県指定天然記念物)もある。弘法大師の像と伝わる、寺宝の十一面観音立像三体(重要文化財)は秘仏。33年毎(次回は2034年)に開帳されている。本堂、庫裏、護摩堂、鐘堂、廻廊などの国登録有形文化財が15件あるほか、木造不動明王立像・木造矜羯羅童子立像・四天王像などの県指定有形文化財が7件、市指定文化財が1件ある。また、さまざまな体験コースが20種類ある。