内灘町歴史民俗資料館 風と砂の館 かつて北陸の宝塚ともよばれ、賑わいを見せた粟ケ崎遊園と、戦後の内灘闘争。この2つを中心に町の歴史を紹介する。特に兼六園の2倍の敷地を誇った遊園のジオラマや、人気を博した少女歌劇のパンフレット類からは往時の華やかさがうかがえる。町の一大イベント・世界の凧の祭典にちなみ、日本や中国の珍しい凧を一堂に公開している。所要30分。小学生低学年向けに粟ヶ崎遊園、再現衣装の着装体験も無料で行っている。
大円寺 寛永元年(1624)の建立で、元禄年間(1688~1704)に現在地に再建された。心岩上人作の人骨地蔵尊が有名。高さ4m33cmもある極彩色の地蔵尊で、顔・首・胸・両手・両足の白い部分は、誰にも拝まれることのない無縁仏の人骨が塗り込められているという。心岩上人の自画像図、念仏書、来迎図などを納めた什物堂[じゅうぶつどう]や、ツバキ、ボタン、アジサイなどが美しい庭園もある。