永仁2年(1294)創建の日蓮宗の名刹。3代藩主前田利常の母・寿福院の追善のため70年の年月をかけて建てられた。能登随一の大伽藍をもち、本堂・祖師堂・経堂など10の堂宇は国の重要文化財。なかでも高さ34mの五重塔は、北陸では唯一の木造建築の五重塔で、書院前の庭園から見る姿は秀麗そのもの。

日本で唯一走れる砂浜海岸「千里浜なぎさドライブウェイ」に隣接し、1200m以上の地下から湧出する琥珀色の天然温泉。浴場棟には大浴場のほか、露天風呂、サウナ室がある。プール棟には25mプールが5レーン、スライダー、子供プール、幼児プールがあり、家族連れが楽しめる施設だ。海水浴後や、日本海に沈む夕日を見た後、奥能登からの帰り道に立ち寄れる。

能登半島西側に約8km続く海岸。「日本の渚百選」に選出されている遠浅の砂浜で、「千里浜なぎさドライブウェイ」としても有名。砂がきめ細かく締まっているため、潮風を感じながら波打ち際をドライブできる。特に、サンセットタイムはおすすめ。ただし、波が高い場合など、天候により通行止めになることがある。夏期には海水浴場としても人気で多くの人々で賑わうため、臨時交通規制がかかり、走行には十分な注意が必要だ。