パノラマ台 精進湖と本栖湖の間にそびえる標高1325mの展望地。両湖と富士山はもとより西湖、河口湖、遠くは甲府盆地から南アルプスまで見渡せる。精進湖西岸からパノラマ台を登り、尾根道を南にたどる本栖湖畔までのハイキングコースがある。徒歩約2時間30分。
本栖湖 富士五湖の西のはずれにあり、周囲12km、面積4.7平方km、最大水深122m。北岸は富士の好展望地で、ここからの景色は旧千円札のデザインに採用されている。五湖の中では観光開発がそれほど進んでおらず、特に西岸は手付かずの自然が守られている。最近は北西岸あたりでウインドサーフィンやカヌーなどを楽しむ若者の姿が多い。
藤村記念館 郷土の歴史、教育資料などを展示している施設。建物は県令(現在の知事)の藤村紫朗が推奨した擬洋風建築で、明治8年(1875)に学校校舎として巨摩郡睦沢村(現・甲斐市亀沢)に睦沢学校校舎として建築されたもの。中央部に塔屋が付いた木造2階建てで、国の重要文化財に指定されている。