立石公園 諏訪市街から霧ケ峰高原へ向かう県道40号沿いに広がる展望スペース。園内には展望台があり、諏訪湖や諏訪の町並みが一望できる。信州サンセットポイント100選に選定され、さらに新日本三大夜景、夜景百選にも選ばれている。ほかに、遊具施設や散策路などが設けられ、ピクニックにおすすめ。
諏訪湖間欠泉センター 温泉の噴出口を模した「七ツ釜」から漂う湯けむりが楽しめる。1階には売店があり、温泉を利用した温泉たまごが購入できる。また2階では、「諏訪のロケ地レビュー展」が見学でき、3階には「諏訪湖の花火」の写真や資料が展示されている。
くらすわ本店 諏訪湖沿いにあり、1階にショップ、ベーカリー&カフェ、2階にレストラン、屋上に眺めの良い展望ガーデンを有する複合施設。ブランドコンセプトは「広げる、すこやかなくらしの輪」。その土地のすこやかな良品を目利きし、手の届くカタチにした「地産地集」の商品や料理を提供している。レストランには、オリジナルの「信州十四豚」や旬野菜を使った体に優しくおしゃれなメニューが揃っている。野菜ビュッフェとドリンクバーが付くランチや、味と価格にこだわり、トータルバランスを重視したディナーコースが好評。
光徳寺 町並みを見下ろす高台にある、臨済宗の古刹。開山は明応9年(1500)。享保10年(1725)、林家によって建立された本堂は、うぐいす張りの廊下や山岡鉄舟の扁額、尾張徳川家の籠などがある。本堂横の庫裏[くり]には、天保年間に住職によって考案された車付きの籠を収蔵。入口石段下の祠に、女性を救うと伝えられる延命地蔵が祭られている。4月の祭礼が近づくと昼夜の気温差で石が夜露に濡れることから、汗かき地蔵の別名がある。本尊薬師如来は、慶長4年(1599)京の仏師・木山によるもの。中部49薬師第21番札所。
妙覚寺 本堂や、十王堂、鐘楼門[しょうろうもん]などが立ち並ぶ臨済宗妙心寺派の古刹。約700年前の創建といわれるが、火災で焼失後、享保11年(1726)に再建された。庭園は手入れが行き届き、四季折々の草花が彩りを添えている。本堂は平成30年(2018)に老朽化の為再建された。
白山神社 境内に檜やスギの天然木が繁る。石垣の覆屋[おおいや]の中には建武元年(1334)の棟札が残る間口1mほどの熊野、伊豆、白山、蔵王の4つの社殿(重要文化財)が並ぶ(拝観は要連絡)。いずれも一間社流造檜皮葺き[いっけんしゃながれづくりひわだぶき]の屋根が特徴的な長野県最古の鎌倉建築とされる。永享11年(1439)の銘のある鰐口も残され、木曽谷の文化の中心だったことがうかがえる。