宮地家住宅 明治8年(1875)の大火後に建てられた建物で、間口6.4m程度のごく標準的な商家。奥行きは22m程度あり、母屋・中庭・土蔵と並んでいる。大新町周辺は越中街道沿いに開けた商人町であったこともあり、伝統的様式の町家が残っているが、なかでも宮地家は改造を加えていないとても貴重なもの。屋号を「宮地屋」といい、かつては農業と商業を営んでいた。
松本家住宅 建物の建築年代は文政9年(1826)と推定され、高山市で最も古い町家の1つ。創建以来ほとんど手を入れていない貴重な住宅として国の重要文化財の指定を受けている。約793平方mの敷地に主屋、米蔵、漬物蔵が立つ。主屋は切妻造の2階建てで、正面の小庇[こひさし]などに高山の町家の原型を見ることができる。松本家は蝋燭[ろうそく]で財をなした家で、米蔵には当時の商売道具類を展示している。
根上高原保古の湖キャンプ場(グラウンド) 標高900m「飛騨・美濃紅葉33選」にも選ばれている根の上高原の一角に位置する、人気のキャンプ場。渓谷や高原、湖など、変化に富んだ深い自然が魅力で、バーベキューやシロヤシオ渓谷の散策、冬は雪中キャンプなど、1年を通じて楽しめる。