林昌寺 曹洞宗の名刹で、天正13年(1585)以来107年にわたり増島城主として飛騨を治めた金森家ゆかりの寺。寺宝には金森可重の肖像画など、金森家ゆかりの品が多い。本堂は江戸時代の明和2年(1765)の建立。増島城から移築した山門横の堂宇壁面には極彩色の地獄絵図が描かれており、飛騨人の道徳感を表現したものといわれる。
レールマウンテンバイク Gattan GO!! 旧神岡鉄道の線路跡を、専用自転車で走るレールマウンテンバイク Gattan GO!!。「まちなかコース」は、旧奥飛騨温泉口駅から旧神岡鉱山前駅までの片道2.9km、「渓谷コース」は、旧漆山駅から二ツ屋トンネルまで片道3.3kmを往復する。
城山公園 高山城跡や二之丸児童遊園地などがある、なだらかな丘陵地一帯に広がる公園。標高687mの小高い山の頂上からは、天気がよければ乗鞍岳や穂高連峰が一望できる。春は桜、秋は紅葉の名所としても知られる市民の憩いのスポットだ。遊歩道が整備されており、散策、森林浴、バードウォッチングも楽しめる。
日枝神社 慶長10年(1605)、飛騨の国守金森長近が、城の鎮守と高山の南側地域の氏神として社地・社殿を寄進した。以来、北の鎮守・桜山八幡宮に対する南の鎮守として崇拝を集めてきた。春の高山祭はこの神社の例祭として行われる。本殿は流造、拝殿は三方に縁の付いた方三間寄棟造になっている。拝殿前の高さ43m、樹齢1000年の大杉は県の天然記念物。