富士山 須走口ルート 緑豊かな森林帯や高山植物など変化に富んだ風景が楽しめる富士登山ルート。登山期間にマイカー規制のあるふじあざみライン終点の須走口五合目は標高約2000m。富士山須走口インフォメーションセンターが開設され、各合目に山小屋もある。七合目付近までは樹林帯で、本八合目で吉田ルートと合流し、山頂へ。下山は七合目から「砂走り」と呼ばれる砂利の下山専用道となり、一直線に短時間で下山することができる。砂払い五合目を過ぎれば樹林帯に。最繁期以外は登山客が少なく静かな登山が楽しめる。
道の駅 すばしり 富士山須走口五合目に至るふじあざみラインの入口付近に位置し、富士登山や富士山周辺の観光の拠点として最適、また富士山に一番近い道の駅。メイン施設の観光交流センター1階には、地域の特産品や富士山みやげ、自衛隊グッズが大人気。濃厚牛乳ソフトやクレミヤソフトがおいしい軽食コーナーと24H情報コーナーがある。2階レストラン「ふじあざみ」のテラス席から望む雄大な富士山は、道の駅すばしりの一番おすすめ。ヨーロッパ最上級ブランド「COSTA COFFEE」が飲める数少ない店。施設外には足湯も設置されている。
東口本宮冨士浅間神社 大同2年(807)、富士山の延暦噴火の鎮火祭跡地に創建された神社で、富士山登山道・須走口(東口)の起点。緑に包まれ、野鳥が生息する境内には、江戸時代の遺構を残す社殿や神門、静岡県指定天然記念物のハルニレの木、富士塚の狛犬、富士講講碑群、信しげの滝など、多くの見どころがある。社務所2階には社宝・富士講などの資料を展示する御鎮座千二百年記念資料館も。須走口登山道には5合目・古御岳神社、6合目・胎内神社、9合目・迎久須志之神社の各末社が鎮座。例大祭は5月5日、富士山開山式は7月10日に斎行される。
蓮華寺 慶雲元年(704)、文武天皇の勅願で行基が創建したという。15代まで法相宗、16代から天台宗になり36坊を有した。萩の寺として有名で、秋には見物客で賑わう。徳川家康のご朱印目録や、今川義元の寄進状などが拝観できる。山内一豊ゆかりの寺。木喰上人が一晩で彫刻した子安地蔵尊(文化財)が有名。
わさびの大見屋 生ワサビから各種加工品まで扱うワサビの専門店。中伊豆にワサビ田を持ち、1年中鮮度の高いワサビを揃えている。生ワサビは大きさによって540円~。わさび漬は80g入り320円~。わさびみそは甘さの中にピリッとした辛さがあり、160g入り640円。