長命寺 健康長寿のご利益があるといわれる、西国三十三カ所第31番札所。長命寺山の中腹に立つ。聖徳太子の創建とされ、山を登ると本堂(重要文化財)や護摩堂(重要文化財)、三重塔(重要文化財)などの諸堂が並び、本堂には本尊の千手観音立像が祀られている。境内からは琵琶湖が一望できる。
万吾樓 創業110余年。JR安土駅前の和菓子の老舗。信長ゆかりの菓子が並ぶ。信長の愛刀の鍔[つば]を意匠とした二色餡[あん]最中、まけずの鍔170円が名物。信長軍パイ170円は、パイ生地につぶ餡[あん]をはさんだ和洋折衷の味。その他、でっち羊羹安土問答430円や信長セット6個入1300円が人気。季節のオリジナル大福も好評。
安土城天主 信長の館 平成4年(1992)のセビリア万国博覧会に、加賀藩の御抱大工に伝わる「天主指図」をもとに安土城天主の5・6階部分が再現され、出展された。万博終了後、移築されたのが信長の館で、新たに庇屋根を増築した華麗な天主が展示されている。信長が狩野永徳[かのうえいとく]一門に描かせた金碧[きんぺき]障壁画が復元され、金箔約10万枚を使った外壁、総朱塗り床など豪華な造りとなっている。VR安土城シアターでは、天正9年(1581)頃完成した安土城を案内され、信長の待つ天主に向かうルイスフロイスの視点から描いたショートムービー(約15分間)を上映。
医王寺 高時川を見下ろす静かな山間に立つ観音堂内に、細い目と薄い唇の端正な顔立ちが印象的な十一面観音立像(重要文化財)がある。平安時代の作。井上靖の小説『星と祭』に、「清純な乙女の姿をモデルにした観音さま」として紹介されている。拝観は奥びわ湖観光協会へ事前連絡が必要。
蓮華寺 聖徳太子が創建し、後に一向上人が再興した。鎌倉幕府崩壊とともに自刃した北条仲時[なかとき]と家臣の墓(史跡)が境内にあり、彼らの名前を記した「陸波羅[ろくはら]南北過去帳」(重要文化財)も残る。長谷川伸作の『瞼の母』で有名な、「番場の忠太郎」の地蔵も祀られている。