潮彩きらら 祥吉 兵庫県立赤穂海浜公園近く、赤穂御崎に立つ赤穂温泉の宿。瀬戸内海を一望できる「爽天」と海に面した「蒼海」の2つの浴場があり、瀬戸内海を一望する露天風呂からの眺めはとにかく爽快で雄大。瀬戸内の波の音・潮の香りも心地よい。内湯には低温サウナ(蒼海の湯)も付いており、冬以外は窓を開放して半露天風呂の雰囲気を味わうことができる。
亀の井ホテル 赤穂 全室オーシャンビューのバルコニー付きの客室からはもちろん、レストランや露天風呂からも爽やかな海景が眺められる地に立つ。インフィニティ露天風呂や、4階客室にはクラブハウスとして、ウッドデッキ付きバルコニーにウッドチェアとテーブルがあり、瀬戸内の景色を眺めながら寛げる。赤穂の塩を体にすり込む低温ソルトサウナの入浴も楽しめる。
赤穂唐船サンビーチ 遠浅の砂場の海で干潟も広く、小さな子どもでも安心。7月中旬以降は海水浴場としても人気だ。隣の兵庫県立赤穂海浜公園には、遊戯施設のあるタテホわくわくランドのほか、県下最大級のオートキャンプ場やテニスコートなど多彩な施設が揃っている。また、近くには日帰り入浴可能な赤穂温泉もある。
神宮寺 元慶2年(880)の開基といわれる梶原氏の菩提寺。運がよければ、ぬぼこの会代表の中川住職に話を聞ける。本堂裏の大胆な石組みの築山式庭園や境内の司馬遼太郎の小説『菜の花の沖』の記念碑はぜひ見ておきたいポイント。県指定の重要文化財の寺宝がある。
萬福寺 宝亀年間(770~781)に創建の寺。七福神の中で唯一の日本の神様・恵美酒太神を祭る。右手に釣竿、左手に鯛を抱え、鯛はめでたいのタイと芽出るという意味があり、無病息災、家業繁栄などのめでたいことを授けてくれる。
薬師湯 兵庫県北西部、山陰の名湯・湯村温泉の共同浴場。湯村温泉は、約1150年前に慈覚大師によって発見されたと伝えられている古湯。岸田川の支流、春来川のほとりに湧き出す元湯は「荒湯」と呼ばれ、98℃の高温泉が毎分470リットルも湧出している。この湯量豊富な温泉を、銭湯並みの料金で楽しむことができるのが薬師湯。飲泉もできる温泉の泉質は無色透明の重曹泉。肌の乳化作用があり、古い角質、毛穴の汚れを取ってくれる。和風の建物は、瓦屋根に望楼を備えた趣のある造り。浴場は、露天風呂付きの内湯と介助風呂がある。