道の駅 宇陀路室生 奈良県と三重県の県境に位置する道の駅。室生出身である彫刻家・井上武吉がデザイン・監修した駅舎は、鳥が飛び立つ「飛翔」をイメージした造りになっており、イベント広場のモニュメント『My sky hole 地上への瞑想室生』など施設全体が一体的な空間になっているのが魅力。併設する「森の回廊館」の館内には、地元産の旬の食材を使用する和風レストランや室生の特産品を取り揃えた物産販売コーナーがあり、みやげにもぴったりな銘菓「宇陀川饅頭」も揃う。
花の郷 滝谷花しょうぶ園 女人高野と呼ばれる室生寺に程近い瀧谷地区にある花しょうぶ園。約3万3000平方mの敷地に、600種100万本もの花ショウブが、6~7月に咲き乱れる。しだれ桜、芝桜、テッセン、ツルバラ、アジサイなども栽培されており、開花時期を追って楽しめる。ソロキャンプやファミリーキャンプが楽しめるオールシーズン利用できるテントサイトも併設。
金峯神社 世界遺産 延喜式内大社名神大社。吉野山の奥千本にひっそりと立つ古社で、金峯山(吉野山から大峯山上ケ岳一帯)の地主の神。金精明神[こんしょうみょうじん]ともよばれる金山毘古神[かなやまひこのかみ]を祀る世界遺産の神社。中世以降、修験道の行場として知られる。藤原道長が参詣し埋納した金銅製の経筒(国宝)が江戸時代に発掘された。社殿を少し下った所に、追っ手に追われた源義経が身を隠したという義経隠れ塔が残る。追っ手に囲まれた際、屋根を蹴破って逃げたことから、蹴抜けの塔ともいわれる。
金剛寺 平重盛[たいらのしげもり]によって平安末期に創建されたと伝わる古刹。本堂に藤原時代作の本尊薬師三尊像を安置する。ボタンの名所としても知られ、季節には100種1000株の艶やかなボタンが咲き誇る。ツツジ、大山レンゲや小菊も美しい。