道の駅 十津川郷 十津川村の特産品を扱うショップ。山でとれたユズの中に味噌、そば粉、ゴマなどを入れて乾燥させた柚べし1個500円~は、昔ながらの山里の味で酒のつまみに最適。地物の川魚は、あめの魚(アマゴ)の甘露煮541円~、鮎あぶりは1575円~。またアイスクリーム260円など、村民が移住した北海道新十津川町の特産品も扱っている。2階の「そば処行仙」では手打ちそばを食べることができる。
十津川村歴史民俗資料館 十津川郷士の歴史的な活躍を物語る刀や鉄砲、旗、軸、天誅組の檄文などの古文書を展示。かつての山村の暮らしぶりも再現されている。北海道への移住のきっかけとなった、明治22年(1889)の大水害の記録のほか、玉置神社に奉納されていた梵鐘(重要文化財)も見学可。向かいの道の駅十津川郷地下1階には、民具や木材をテーマにしたむかし館(料金:無料、時間:9~17時)がある。所要40分。
金峯神社 世界遺産 延喜式内大社名神大社。吉野山の奥千本にひっそりと立つ古社で、金峯山(吉野山から大峯山上ケ岳一帯)の地主の神。金精明神[こんしょうみょうじん]ともよばれる金山毘古神[かなやまひこのかみ]を祀る世界遺産の神社。中世以降、修験道の行場として知られる。藤原道長が参詣し埋納した金銅製の経筒(国宝)が江戸時代に発掘された。社殿を少し下った所に、追っ手に追われた源義経が身を隠したという義経隠れ塔が残る。追っ手に囲まれた際、屋根を蹴破って逃げたことから、蹴抜けの塔ともいわれる。
金剛寺 平重盛[たいらのしげもり]によって平安末期に創建されたと伝わる古刹。本堂に藤原時代作の本尊薬師三尊像を安置する。ボタンの名所としても知られ、季節には100種1000株の艶やかなボタンが咲き誇る。ツツジ、大山レンゲや小菊も美しい。